「園芸」と聞くと、いわゆる庭木の剪定をする会社のように思えますよね。
ですが、阪神園芸さんは甲子園球場の神整備で注目を集めています。
どんな会社なのか調べました。
阪神園芸とは?
阪神園芸さんの会社概要からご紹介します。
本社
本社所在地は、
兵庫県西宮市甲子園浦風町16ー24
となっています。
甲子園球場まで徒歩で5〜6分の距離です。
支社
支社は大阪と東京に一つずつで、
- 大阪支社:大阪府茨木市新庄町14ー17
- 東京支社:東京都品川区南大井6ー24ー14
となっています。
設立
1968年9月10日に設立された阪神園芸さん。
阪急阪神ホールディングス傘下の一つです。
甲子園球場のグラウンド整備業務は1979年から請け負っているそうで、かなり長いお付き合いですよね。
阪神園芸って何をする会社?
阪神園芸さんの事業内容は、
- 環境緑化工事の施工及び維持管理
- 運動施設工事の施工及び維持管理
- 観葉植物のリース
とあります。
中でも一般的に有名なのが、甲子園球場のグラウンド整備ですね。
甲子園球場以外にも、阪神鳴尾浜球場、兵庫県立明石公園第一野球場、名古屋市瑞穂公園陸上競技場、甲子園テニスコートなどのスポーツ施設の芝生管理を行っています。
また、布引ハーブ園や阪急西宮ガーデンズなど、阪急阪神グループ内の他社が運営する公園・施設の都市緑化活動も手がけています。
あの綺麗な庭園は阪神園芸さんの技だったんですね。
阪神園芸の甲子園でのお仕事とは?
阪神園芸の皆さんのお仕事d阪神甲子園球場でのお仕事は、主に阪神タイガースの主催試合や高校野球大会の開催時のグラウンド整備を行います。
この整備が「神整備」と呼ばれているんですね。
しかし、それだけではないんです。
スコアボード上の旗の掲揚・降納(あげおろし)や、試合中にけがや体調不良になった選手を担架で運んだり救急車の手配なども行っています。
また、甲子園球場といえば外壁を覆っているツタも有名ですが、そのツタの剪定や水やりに特化した職員さんもいるとのことです。
阪神園芸の職員さんが持っている資格とは?
甲子園球場でグラウンドの神整備を見せてくれる阪神園芸の職員さん。
どのような知識があると神整備ができるのか。
職員さんが持っている資格をご紹介します。
(公式サイトより)
- 技術士
- 樹木医
- 造園施工管理技師1級
- 造園管理施工技師2級
- 土木施工管理技師
- 造園技術士
- 基幹技能者
- 公園管理運営士
- 園芸装飾技能士
- 測量士
- 毒物劇物取扱者
- 農薬管理指導士
- 体育施設管理士
- 建設業経理士
上記のような資格をお持ちの職員さんが揃っているそうです。
甲子園での阪神園芸さんの技を見て、この道を目指したくなった人はこれらの資格を学ぶのもいいかもしれませんね。
最後に
甲子園でグラウンドの神整備を見せてくれる阪神園芸さんについてまとめました。
テレビ中継でも映ることはありますが、実際に甲子園球場に足を運んで、生の阪神園芸さんの技を目に焼き付けたいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。