2023年9月9日(土)から2023年10月29日(日)まで行われる、ラグビーワールドカップフランス2023についてです。
今回の出場国や決勝進出の条件、ラグビーワールドカップの歴史などを調べました。
ラグビーワールドカップの始まり
ラグビーワールドカップは1987年から始まりました。
それから4年ごとに行われ、今大会が10回目となります。
優勝トロフィーは「ウェブ・エリス・カップ」と呼ばれています。
これは、ラグビーの発明者、ウィリアム・ウェッブ・エリスの名前が由来となっています。
ラグビーワールドカップフランス2023の出場国
今大会は20チームが出場します。
前回の2019大会で各プール戦で上位3位に入った国、計12カ国は、今大会の予選が免除されています。
各プールごとに出場国をご紹介します。
*カッコ書きの数字は世界ランキング
プールA
- フランス🇫🇷(3)開催国(1位)
- ニュージーランド🇳🇿(4)予選免除(2位)
- イタリア🇮🇹(13)予選免除
- ウルグアイ🇺🇾(17)
- ナミビア🇳🇦(21)
プールB
- アイルランド🇮🇪(1)予選免除
- ルーマニア🇷🇴(19)
- スコットランド🏴(5)予選免除
- 南アフリカ🇿🇦(2)前回優勝
- トンガ🇹🇴(15)
プールC
- オーストラリア🇦🇺(9)予選免除
- フィジー🇫🇯(7)予選免除
- ジョージア🇬🇪(11)
- ポルトガル🇵🇹(16)
- ウェールズ🏴(10)予選免除
プールD(日本はここ)
- アルゼンチン🇦🇷(6)予選免除
- チリ🇨🇱(22)
- イングランド🏴(8)予選免除
- 日本🇯🇵(14)予選免除
- サモア🇦🇸(12)
ラグビーワールドカップフランス2023の決勝トーナメント進出条件
予選は1プール5チームで総当たり戦を行います。
プール内の順位は勝ち点で決定し、上位2チームが決勝トーナメント進出となります。
勝ち点は以下の通りです。
- 勝利:4ポイント
- 引き分け:2ポイント
- 敗戦:0ポイント
また、以下の場合はボーナスポイントが加算されます。
- トライ数が4以上:1ポイント(勝敗にかかわらず)
- 7点差以内の敗戦:1ポイント
勝ち点が同じ場合は、以下の順で決定します。
- 直接対決の勝者
- プール戦全体の得失点差
- プール戦全体のトライ差数(トライ数ー被トライ数)
- プール戦全体の得点数
- プール戦全体のトライ数
- 抽選
ラグビーワールドカップフランス2023の決勝トーナメント大会方式
準々決勝から決勝までは勝ち上がりになります。
同点で終了した場合は10分ハーフの延長戦を行います。
それでも決着がつかない場合は、さらに10分ハーフの再延長戦をサドンデス方式(先に得点を挙げたチームが勝利)を行います。
再延長戦でも決着がつかない場合は、キッキングコンペティションを行います。
過去のラグビーワールドカップの成績
第1回(1987年ニュージーランド・オーストラリアで開催)
- 優勝:ニュージーランド
- 準優勝:フランス
- 3位:ウェールズ
第2回(1991年イングランドを中心に英国・フランスで開催)
- 優勝:オーストラリア
- 準優勝:イングランド
- 3位:ニュージーランド
第3回(1993年南アフリカで開催)
- 優勝:南アフリカ
- 準優勝:ニュージーランド
- 3位:フランス
第4回(1999年ウェールズを中心に英国・フランスで開催)
- 優勝:オーストラリア
- 準優勝:フランス
- 3位:南アフリカ
第5回(2003年オーストラリアで開催)
- 優勝:イングランド
- 準優勝:オーストラリア
- 3位:ニュージーランド
第6回(2007年フランス・スコットランド・ウェールズで開催)
- 優勝:南アフリカ
- 準優勝:イングランド
- 3位:アルゼンチン
第7回(2011年ニュージーランドで開催)
- 優勝:ニュージーランド
- 準優勝:フランス
- 3位:オーストラリア
第8回(2015年イングランドで開催)
- 優勝:ニュージーランド
- 準優勝:オーストラリア
- 3位:南アフリカ
第9回(2019年日本で開催)
- 優勝:南アフリカ
- 準優勝:イングランド
- 3位:ニュージーランド