2023年の香川県の紅葉の見頃と人気スポットをご紹介します。
寒霞渓(小豆郡小豆島町)
寒霞渓の見頃と種類
- 例年の見頃：11月上旬〜11月下旬
- 2023年の見頃：11月中旬〜12月上旬
- 紅葉の種類：イロハカエデ、ヤマモミジ、イタヤカエデ、ウリハダカエデ、アカシデ
日本の三大渓谷の中の一つで、ミシュラン・グリーンガイド四国で星一つを獲得した観光地です。
深い渓谷を通るロープウェイからは、広い窓越しに寒霞渓の美しい渓谷や瀬戸内の海の風景を同時に楽しめます。
秋には全景が赤や黄に変わり、特に寒霞渓周囲の独特の岩肌と絡み合う紅葉は見事ですよ。
春の桜や初夏の新緑も魅力的で、一年を通して訪れる価値があります。
長きにわたり自然が作り上げたこの景色は特に、山が炎のように色付く秋が目を引来ます。
11月3日(祝日)には、「寒霞渓もみじ茶会」が開かれます。
この時、渓谷を眺める最高の場所で、お茶と共にオリーブの饅頭を味わうことができます。
アクセス
バス
- 池田港ターミナル前から路線バスで約30分、紅雲亭下車すぐのロープウェイ乗り場からロープウェイに乗り約5分
車
- 草壁港から約30分
大窪寺(さぬき市)
大窪寺の見頃と種類
- 例年の見頃：10月下旬〜11月下旬
- 2023年の見頃：11月上旬〜12月上旬
- 紅葉の種類：モミジ、イチョウ、カエデ
四国霊場の最終、第88番の札所として知られる大窪寺は、結願地として特別な存在です。
標高774mの女体山の近くに位置し、特徴的な岩の形状である胎蔵ヶ峰を背に、中心の本堂や二重の塔が静かに佇んでいます。
大師堂の隣の建物には、多くの巡礼者の支えとなった金剛杖が祭られています。
秋には、寺院の境内にあるカエデやギンナン、さまざまなモミジが美しく色付き、見る人々の心を和ませます。
毎年、10月末から12月初旬が最も美しい紅葉の時期とされています。
寺の入り口近くには、歴史のある食堂があり、その手打ちうどんは格別の味わいおすすめです。
巡礼や紅葉を楽しむ途中の休憩に最適ですよ。
アクセス
電車
- JR高松駅から大川バス引田線で約40分 大川バス本社前乗り換え、さぬき市コミュニティバスで約30分 大窪寺下車。ことでん長尾線長尾駅からタクシーで約20分
車
- 高松自動車道志度ICから約40分
- 徳島自動車道脇町ICから約30分
特別名勝 栗林公園(高松市)
特別名勝 栗林公園の見頃と種類
- 例年の見頃：11月中旬〜12月上旬
- 2023年の見頃：11月下旬〜12月中旬
- 紅葉の種類：カエデ、ハゼノキ
江戸時代、高松藩の藩主たちが100年以上を費やして築き上げた壮大な庭園です。
国から特別名勝に認定されており、日本を代表する格式ある大名の庭として、多くの訪問者から絶賛されています。
秋の紅葉が特に美しく、庭の湖に映る紅葉とその風景は息を呑むような美しさを持ちます。
通常、11月末から12月初めが最も紅葉が美しい時期とされています。
2023年の11月23日(木)から12月3日(日)まで、夜間のライトアップイベントが予定されており、照明の下できらめく紅葉は圧巻の一言です。
アクセス
電車
- JR栗林駅から徒歩15分
- JR栗林公園北口駅から徒歩3分
- ことでん栗林公園駅から徒歩10分
車
- 高松自動車道高松西ICから約20分
- 高松中央ICから約15分
バス
- コトデンバスで栗林公園前停留所から徒歩1分。高速バスで栗林公園前下車すぐ
金刀比羅宮(仲多度郡琴平町)
金刀比羅宮の見頃と種類
- 例年の見頃：10月中旬〜11月中旬
- 2023年の見頃：10月下旬〜11月下旬
- 紅葉の種類：モミジ、イチョウ
「こんぴらさん」として長い間親しまれてきた歴史的な神社です。
1368の石段が続く長大な参道は名物となっており、広大な敷地は濃密な木々に囲まれています。
春には桜が咲き誇り、初夏にはツツジが彩りを添え、そして秋には美しい紅葉が訪れる人々を魅了します。
海抜521mの象頭山の斜面にある金刀比羅宮は、年間でおよそ400万の観光客に訪れる人気のスポットとなっています。
2023年の11月10日(金)に予定されている紅葉祭では、美しい紅葉に囲まれて、伝統的な装束を身に纏った巫女が献舞を行い、収穫の時季を歓迎します。
アクセス
電車
- JR琴平駅から徒歩15分
- 琴平電鉄琴平線琴平駅から徒歩10分で参道石段登り口
車
- 高松自動車道善通寺ICから約20分
柏原渓谷(綾歌郡綾川町)
柏原渓谷の見頃と種類
- 例年の見頃：11月上旬〜11月中旬
- 2023年の見頃：予測なし
- 紅葉の種類：クヌギ、カエデ
綾川町に位置する綾川の上部地域には、前山と笠形山の間に約7kmの長さの美しい渓谷が広がっています。
ここでは、清らかな水流や特徴的な岩の形状、そして古くから生い茂る緑の木々が、壮観な風景を形成しています。
この地域の渓谷は「水源の森百選」にも認定され、流れる清流は「さぬきの名水」として知られます。
春はツツジが、夏は新緑が、そして秋には紅葉がその美しさを放ちます。
特に11月上旬から中旬にかけて、クヌギやカエデの木々が赤や黄色に変色し、圧巻の風景を作り上げます。
清々しい水の流れと色鮮やかな紅葉が共存するこの地は、自然の美術作品のように、訪れる人々の心を安らぎへと導いてくれますよ。
アクセス
車
- ことでん琴平線陶駅から約30分
- 高松市街から約60分
