2023年の長崎県の紅葉の見頃と人気スポットをご紹介します。
雲仙仁田峠(雲仙市)
雲仙仁田峠の見頃と種類
- 例年の見頃：10月下旬〜11月中旬
- 2023年の見頃：10月下旬〜11月中旬
- 紅葉の種類：コミネカエデ、コハウチワカエデ、ウリカエデ、ウリハダカエデ、ヤマボウシ
雲仙は多様な紅葉植物を持つ場所で、120種以上の植物がその色彩を披露します。
この地域の豊かな紅葉は、国の天然記念物としても認められています。
10月終わりになると、濃い緑色のモミやヤマグルマといった植物が鮮やかな赤や他の色に変わり、その色の対比はまさに「彩りの秋」と形容できるような風景となります。
さらに、コミネカエデやウリハダカエデなどの葉も鮮やかな黄色や赤に変わります。
その中で、普賢岳や妙見岳といった山々の頂上や仁田峠の展望台は紅葉を堪能する絶好のスポットとして知られますが、国見岳からの風景は特に壮観です。
そして、仁田峠からは雲仙ロープウェイを利用して、気軽に妙見岳へと登ることができ、そこからの絶景は圧巻ですよ。
アクセス
電車
- JR諫早駅から島鉄バスで約80分 雲仙停留所下車、車またはタクシーで約20分
車
- 長崎自動車道諫早ICから仁田峠まで約70分
バス
- 小浜温泉街からバスで約25分 雲仙停留所下車、仁田峠まで車またはタクシーで約20分 ※雲仙温泉街から仁田峠までの乗り合いタクシーは、新型コロナウイルスの影響で現在運休しています。
三十路苑(雲仙市)
三十路苑の見頃と種類
- 例年の見頃：11月下旬〜12月上旬
- 2023年の見頃：11月下旬〜12月上旬
- 紅葉の種類：モミジ
雲仙岳は九州での秋の名所として有名で、120種類以上の紅葉する植物があり、その価値は国の天然記念物としても認められています。
特に、雲仙温泉地域の南西部にある三十路苑は、標高が普賢岳よりも低いため、紅葉の季節が長く続きます。
このエリアは、地元の名物料理「ろくべえ」を提供する「六兵衛茶屋」のオーナーが自らの土地にモミジを数千本植えたことから始まった場所で、そのモミジたちは毎年11月頃、圧巻の紅葉を見せます。
夜にはライトアップされ、幻想的な風景が楽しめますよ。
「ろくべえ」とは、かつての飢饉時に地元の領主・六兵衛が人々のためにサツマイモを使って作った麺料理です。
このエリアには、竹林や水面に映る紅葉など、さまざまな見どころが点在しています。
アクセス
車
- 長崎自動車道諫早ICから約50分
轟峡(諫早市)
轟峡の見頃と種類
- 例年の見頃：11月中旬〜12月上旬
- 2023年の見頃：11月中旬〜12月上旬
- 紅葉の種類：モミジ、カエデ
長崎県の美しい清流には、30近くの大小さまざまな滝が点在し、その水の質は名水百選にも認定されています。
特に、太陽の光に照らされて虹が現れることで知られる楊柳の滝は、視覚的な美しさが際立ちます。
秋の11月中旬から12月初旬は、紅葉のピーク時期です。
「とどろき木魂の会」という山林専門家によるツアーが提供されており、彼らのウォーキングツアーガイドを500円/人で利用することができます。
ツアーは年間通して利用可能ですよ。
詳しい情報や予約は、「とどろき木魂の会」の指定の電話番号（090-9571-1650）で問い合わせることができます。
アクセス
電車
- JR湯江駅からタクシーで約15分
車
- 長崎自動車道諫早ICから約45分
金刀比羅神社(長崎市)
金刀比羅神社の見頃と種類
- 例年の見頃：11月下旬〜12月上旬
- 2023年の見頃：11月下旬〜12月上旬
- 紅葉の種類：モミジ
金刀比羅山の頂上付近に位置する長崎の神社は、標高が300メートル以上に位置しています。
坂が多い長崎市内の住宅地を抜けながら向かうと、第二の鳥居が現れます。
さらに進むときつい石段が待っており、その上には平らな参道が続きます。
その道を進むと、森に覆われた静かな拝殿が視界に入ります。
特に紅葉が美しい季節には、その美しさは一層増しますよ。
近隣には、天文と地学に関する2つの記念碑があります。
県から史跡指定を受けている「長崎・金星日面通過観測記念碑」は特徴的なピラミッド形状をしており、一方「我が国初の経緯度原点確定の地」の碑は地球の形をしています。
アクセス
電車
- 長崎電気軌道諏訪神社駅または新大工町駅から徒歩17分
