WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の準決勝で、日本はメキシコ相手に6−5で逆転サヨナラで勝ちました。
日本の選手が活躍したのはもちろんですが、試合を見てて気になったメキシコの選手がいます。
その選手とは誰なのか、探ってみましょう。
数々の日本の長打をキャッチしたメキシコのランディ・アロサレーナ選手
WBC2023準決勝の日本vsメキシコ戦は、メキシコに3点入れられたあと、スコア上は0点が続きました。
それでも出塁はたくさんあったんですよね。
大きなヒットで得点につながるか、という場面でことごとくキャッチされてしまい、3アウトになってしまう展開が多かったと思います。
その時に大キャッチを繰り出したのが、メキシコの1番を打つレフトのランディ・アロサレーナ選手。
一番大きいキャッチは、岡本和真選手の惜しくもホームランにならなかった打球のキャッチでしょう。
試合を見ていた人はわかりますが、キャッチ後しばらく固まっていたんですよね。
入ってないように見せかけて、実は入ってた?と思うくらいでした。
解説も「はっきりしてほしいですよね」とツッコミを入れてましたよ。
結局入ってなくて岡本和真選手の打球はレフトフライとなったのですが、しっかりキャッチするのはさすがです。
それ以外にも、なぜか日本の選手の打球がレフトに飛んでいくので、
「またこの選手か」
と思っていました。
気になった選手の一人なので、ランディ・アロサレーナ選手のことを調べてみました。
ランディ・アロサレーナ選手の出身は?
ランディ・アロサレーナ選手はメキシコ代表としてプレーしていますが、もともとはキューバのハバナ出身です。
1995年2月28日生まれの28歳。
大谷翔平選手と同い年ですね。
2014年にお父さんが亡くなってしまい、翌年には家族と相談して、メキシコに亡命したそうです。
その後、2022年にメキシコの市民権を得て、今回のWBCメキシコ代表につながったということです。
ランディ・アロサレーナ選手の野球選手としての経歴は?
ランディ・アロサレーナ選手のプロデビューは、2016年4月17日。
メキシカンリーグのティフアナ・ブルズでした。
この時は5試合のみの出場で、同年5月3日にはフリー契約となります。
その後2016年8月1日に、メジャーリーグのセントルイス・カージナルスとマイナー契約を結びます。
マイナーデビューをしてからはケガに悩まされる日が続いたようです。
2019年8月12日にメジャー昇格。
同14日には、カンザスシティ・ロイヤルズ戦でメジャーデビューを果たしました。
そして、2020年1月9日に、タンパベイ・レイズへ移籍。
新人野手として史上初の「シリーズMVP」に選ばれました。
2021年には新人王を受賞して、現在に至ります。
最後に
WBC2023準決勝日本vsメキシコ戦で、日本の得点機会を何度も奪ったランディ・アロサレーナ選手をご紹介しました。
逆境があったからこその今なんですよね。
今回は敵としてでしたが、応援していきたい選手の一人でもあります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。