2022年NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のキャスト・オープニング曲の最後に流れたナレーションと紀行を、全話分まとめました。
各話ごとに見どころ満載の「鎌倉殿の13人」。
ぜひここであの世界に浸ってみてくださいね。
また、各話ごとのキャストはこちらから見ることができます。
- 第1回「大いなる小競り合い」
- 第2回「佐殿の腹」
- 第3回「挙兵は慎重に」
- 第4回「矢のゆくえ」
- 第5回「兄との約束」
- 第6回「悪い知らせ」
- 第7回「敵か、あるいは」
- 第8回「いざ、鎌倉」
- 第9回「決戦前夜」
- 第10回「根拠なき自信」
- 第11回「許されざる嘘(うそ)」
- 第12回「亀の前事件」
- 第13回「幼なじみの絆」
- 第14回「都の義仲」
- 第15回「足固めの儀式」
- 第16回「伝説の幕開け」
- 第17回「助命と宿命」
- 第18回「壇ノ浦で舞った男」
- 第19回「果たせぬ凱旋」
- 第20回「帰ってきた義経」
- 第21回「仏の眼差(まなざ)し」
- 第22回「義時の生きる道」
- 第23回「狩りと獲物」
- 第24回「変わらぬ人」
- 第25回「天が望んだ男」
- 第26回「悲しむ前に」
- 第27回「鎌倉殿と13人」
- 第28回「名刀の主」
- 第29回「ままならぬ玉」
- 第30回「全成の確率」
- 第31回「諦めの悪い男」
- 第32回「災いの種」
- 第33回「修善寺」
- 第34回「理想の結婚」
- 第35回「苦い盃(さかずき)」
- 第36回「武士の鑑(かがみ)」
- 第37回「オンベレブンビンバ」
- 第38回「時を継ぐ者」
- 第39回「穏やかな一日」長澤まさみさんも出演
- 第40回「罠と罠」
- 第41回「義盛、お前に罪はない」
- 第42回「夢のゆくえ」
- 第43回「資格と死角」
- 第44回「審判の日」
- 第45回「八幡宮の階段」
- 第46回「将軍になった女」
- 第47回「ある朝敵、ある演説」
- 第48回(最終回)「報いの時」
- 最後に
第1回「大いなる小競り合い」
キャスト
- 北条義時・・・小栗 旬
- 八重・・・新垣 結衣
- 源義経・・・菅田 将暉
- 政子・・・小池 栄子
- 畠山重忠・・・中川 大志
- 北条宗時・・・片岡 愛之助
- 実衣・・・宮澤 エマ
- 安達盛長・・・野添 義弘
- 伊東祐清・・・竹財 輝之助
- 工藤祐経・・・坪倉 由幸
- 三浦義村・・・山本 耕史
- 善児・・・梶原 善
- 和田義盛・・・横田 栄司
- 三浦義澄・・・佐藤 B作
- 木曽義仲・・・青木 崇高
- 巴御前・・・秋元 才加
- 仁田忠常・・・高岸 宏行
- 江間次郎・・・芹澤 興人
- 河津祐泰・・・山口 祥行
- 千鶴丸・・・太田 恵晴
- 一木 香乃
- 松浦 健城
- 候偉
- 島 侑子
- 吉田 香織
- 中尾 文子
- 飯島 正人
- 英茉
- 平賀 紗奈
- 大西 遵
- 三好 敦
- 日下部 そう
- とみやま あゆみ
- 田上 ヨーコ
- 上原 実矩
- 平清盛・・・松平 健
- 藤原秀衡・・・田中 泯
- 伊東祐親・・・浅野 和之
- 北条時政・・・坂東 彌十郎
- りく・・・宮沢 りえ
- 源頼朝・・・大泉 洋
- 後白河法皇・・・西田 敏行
オープニングナレーション
栄華を極める平家の世に、小さなほころびが生じようとしている。
源氏の名の下に集う、新しい力。
歴史がうねり始めている。
紀行
今からおよそ800年前。
海と山に囲まれた鎌倉には、中世の面影を残す古道や神社仏閣が立ち並び、毎年多くの観光客が訪れています。
由比若宮は、頼朝の祖先 源頼義が石清水八幡宮の祭神を祀った神社です。
頼朝は、源氏とゆかりの深いこの鎌倉を、東国支配の拠点と定めました。
頼朝が創建した鶴岡八幡宮。
境内では、幕府の重要な神事が行われ、この地を中心に鎌倉文化が花開きました。
鎌倉幕府成立の陰には、頼朝を支え続けた北条氏の存在があります。
静岡県伊豆の国市。
北条氏の館は、守山という小高い山の麓にありました。
北条義時は、この地で生まれたと伝わっています。
当時の北条氏は、伊豆国の一武士団に過ぎませんでした。
市内には北条氏ゆかりの寺が点在しています。
北條寺もその一つ。
義時が息子のために建立した寺だと伝わります。
寺の宝は、義時の姉 政子が奉納したと伝わる とばりです。
政子は後に尼将軍として鎌倉幕府を牽引しました。
義時と頼朝が出会った伊豆国。
二人の物語はここから始まりました。
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神奈川県鎌倉市
- 大仏切通
- 鎌倉大仏(高徳院)
- 由比若宮(元八幡)
- 鶴岡八幡宮
静岡県伊豆の国市
- 史跡 北条氏邸跡
- 北條寺
- 観音菩薩坐像
- 阿弥陀如来坐像
- 牡丹鳥獣文繍帳
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●「鶴岡八幡宮」
JR「鎌倉」下車 徒歩10分
●「史跡 北条氏邸跡」
伊豆箱根鉄道「韮山」下車 徒歩20分
第2回「佐殿の腹」
キャスト
- 北条義時・・・小栗 旬
- 八重・・・新垣 結衣
- 政子・・・小池 栄子
- 北条宗時・・・片岡 愛之助
- 実衣・・・宮澤 エマ
- 安達盛長・・・野添 義弘
- 伊東祐清・・・竹財 輝之助
- 工藤祐経・・・坪倉 由幸
- 仁田忠常・・・高岸 宏行
- 江間次郎・・・芹澤 興人
- 三浦義村・・・山本 耕史
- 道・・・堀内 敬子
- 土肥実平・・・阿南 健治
- 三浦義澄・・・佐藤 B作
- 平宗盛・・・小泉 孝太郎
- 山内首藤経俊・・・山口 馬木也
- 堤信遠・・・吉見 一豊
- 河津祐泰・・・山口 祥行
- くま・・・田中 なずな
- 千鶴丸(回想)・・・太田 恵晴
- 生駒 星汰
- 関 ヒロユキ
- 候偉
- 石本 政晶
- 高橋 義和
- 松井 天斗
- とみやま あゆみ
- 田上 ヨーコ
- 上原 実矩
- 平清盛・・・松平 健
- 大庭景親・・・國村 隼
- 比企能員・・・佐藤 二朗
- 比企尼・・・草笛 光子
- 伊東祐親・・・浅野 和之
- 北条時政・・・坂東 彌十郎
- りく・・・宮沢 りえ
- 源頼朝・・・大泉 洋
- 後白河法皇・・・西田 敏行
オープニングナレーション
平家を恐れる伊東と、それに抗う北条。
坂東の片隅で起きた、一族同士のささいな諍いがやがて・・・。
義時の運命が動き出す。
紀行
静岡県伊東市。
頼朝の監視役を務めた 伊東一族が治めた地です。
現在の物見塚公園の一帯に、八重の父 伊東祐親の館があったと伝わります。
安産や縁結びの神社として信仰を集める音無神社。
伊東一族の数奇な運命を描いた「曽我物語」に頼朝と八重はこの地で逢瀬を重ねたとつづられています。
川に対岸には森が広がっていて、頼朝はそこで日暮れを待ったと伝わります。
男児に恵まれた頼朝と八重でしたが、そのことを知った祐親は激怒しました。
命を狙われた頼朝は北条氏を頼ります。
政子を妻に迎え北条という後ろ盾を得た頼朝。
この地から源氏再興の道を歩みだしました。
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静岡県伊東市
- 物見塚公園
- 伊東祐親像
- 音無神社
- 頼朝と八重姫をまつる社
静岡県伊豆の国市
- 北条政子産湯の井戸
- 蛭ケ島公園 頼朝・政子像
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●「音無神社」
JR「伊東」下車 徒歩15分
●「蛭ケ島公園」
伊豆箱根鉄道「韮山」下車 徒歩10分
第3回「挙兵は慎重に」
キャスト
- 北条義時・・・小栗 旬
- 八重・・・新垣 結衣
- 政子・・・小池 栄子
- 畠山重忠・・・中川 大志
- 北条宗時・・・片岡 愛之助
- 実衣・・・宮澤 エマ
- 安達盛長・・・野添 義弘
- 江間次郎・・・芹澤 興人
- 工藤茂光・・・米本 学仁
- 三浦義村・・・山本 耕史
- 和田義盛・・・横田 栄司
- 三善康信・・・小林 隆
- 三浦義澄・・・佐藤 B作
- 文覚・・・市川 猿之助
- 源頼政・・・品川 徹
- 堤信遠・・・吉見 一豊
- 以仁王・・・木村 昴
- 山木兼隆・・・木原 勝利
- くま・・・田中 なずな
- 大姫・・・難波 ありさ
- 安徳帝・・・伊藤 光之丞
- 石本 政晶
- 高橋 義和
- 松井 天斗
- 阿部 久令亜
- 田中 乃愛
- 田中 瑛央
- 平清盛・・・松平 健
- 大庭景親・・・國村 隼
- 源行家・・・杉本 哲太
- 伊東祐親・・・浅野 和之
- 北条時政・・・坂東 彌十郎
- りく・・・宮沢 りえ
- 源頼朝・・・大泉 洋
- 後白河法皇・・・西田 敏行
オープニングナレーション
治承4年。
この年に起こったのは、歴史的な異常気象。
日照りが幾月も続き、人々は飢饉の不安に怯えている。
紀行
滋賀県大津市。
園城寺は三井寺とも呼ばれる源氏ゆかりの寺院です。
頼朝の祖先 源頼義はこの地で息子を元服させ、以来、源氏一門からあつく信仰されました。
多くの僧兵を抱え、強大な軍事力を備えていた園城寺。
同じ琵琶湖畔にある比叡山延暦寺は平家と繋がりが深く、両者は対立していました。
平家打倒の令旨を出した以仁王は、ひそかに園城寺に入り源頼政と合流。
平家の追手が迫ると、一行は奈良を目指しました。
この時園城寺の僧兵が多く付き従ったといいます。
宇治で平家軍と戦いになり、以仁王と頼政は命を落としました。
平家打倒の狼煙となった以仁王の令旨。
頼朝は運命の決断をします。
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滋賀県大津市
- 総本山 園城寺(三井寺)
- 国宝 新羅善神堂
- 弁慶の引き摺り鐘:弁慶が比叡山に属していた時代に園城寺から奪ったと伝わる鐘
- 国宝 金堂
- 以仁王に付き従った僧兵 浄妙坊の住坊跡
- 宇治橋の戦いの様子を描いた錦絵
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●「総本山 園城寺(三井寺)」
京阪電鉄「三井寺」下車 徒歩10分
第4回「矢のゆくえ」
キャスト
- 北条義時・・・小栗 旬
- 八重・・・新垣 結衣
- 政子・・・小池 栄子
- 北条宗時・・・片岡 愛之助
- 実衣・・・宮澤 エマ
- 安達盛長・・・野添 義弘
- 伊東祐清・・・竹財 輝之助
- 仁田忠常・・・高岸 宏行
- 江間次郎・・・芹澤 興人
- 工藤茂光・・・米本 学仁
- 三浦義村・・・山本 耕史
- 和田義盛・・・横田 栄司
- 土肥実平・・・阿南 健治
- 三浦義澄・・・佐藤 B作
- 山内首藤経俊・・・山口 馬木也
- 岡崎義実・・・たかお 鷹
- 佐々木秀義・・・康 すおん
- 堤信遠(回想)・・・吉見 一豊
- 山木兼隆(回想)・・・木原 勝利
- 佐々木定綱・・・木全 隆浩
- 佐々木経高・・・江澤 大樹
- 佐々木盛綱・・・増田 和也
- 佐々木高綱・・・見寺 剛
- くま・・・田中 なずな
- 大姫・・・難波 ありさ
- 大西 遵
- 三好 敦
- 日下部 そう
- 大庭景親・・・國村 隼
- 伊東祐親・・・浅野 和之
- 北条時政・・・坂東 彌十郎
- りく・・・宮沢 りえ
- 源頼朝・・・大泉 洋
- 後白河法皇・・・西田 敏行
オープニングナレーション
宿敵平家を倒し、後白河法皇を救いだせ。
それは、踏み出せば二度と戻れない、長く苦しい旅の始まり。
紀行
北条の地から程近い三嶋大社。
頼朝は三嶋大社を深く崇敬し、源氏再興を祈って百日詣でをしたなど、さまざまなエピソードが伝わります。
化粧道具を収めた手箱。
後に政子が奉納したといわれ、国宝に指定されています。
鎌倉幕府が編纂した歴史書「吾妻鏡」。
三嶋大社の祭礼の日にあたる8月17日に挙兵したことや、山木兼隆とともに堤信遠を襲撃する計画が記されています。
義時らは北条の館かわ僅か4キロの場所にある山木・堤の館へ進軍。
山木の館は香山寺の近くにあったと伝わります。
「吾妻鏡」ではこの時放たれた一本の矢が源平合戦最初の一矢であったと高らかにうたっています。
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静岡県三島市
- 三嶋大社
- 源頼朝・北条政子腰掛石
- 相生の松:頼朝の側近 安達藤九郎盛長がこの付近で待機したと伝わる。
- 梅蒔絵手箱(復元)
- 「吾妻鏡」
静岡県伊豆の国市
- 香山寺
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●「三嶋大社」
JR「三島」下車 徒歩15分
●「香山寺」
伊豆箱根鉄道「韮山」下車 徒歩25分
第5回「兄との約束」
キャスト
- ・北条義時・・・小栗 旬
- ・八重・・・新垣 結衣
- ・政子・・・小池 栄子
- ・北条宗時・・・片岡 愛之助
- ・実衣・・・宮澤 エマ
- ・安達盛長・・・野添 義弘
- ・伊東祐清・・・竹財 輝之助
- ・仁田忠常・・・高岸 宏行
- ・江間次郎・・・芹澤 興人
- ・工藤茂光・・・米本 学仁
- ・三浦義村・・・山本 耕史
- ・善児・・・梶原 善
- ・和田義盛・・・横田 栄司
- ・土肥実平・・・阿南 健治
- ・三浦義澄・・・佐藤 B作
- ・梶原景時・・・中村 獅童
- ・山内首藤経俊・・・山口 馬木也
- ・堤信遠・・・吉見 一豊
- ・岡崎義実・・・たかお 鷹
- ・佐々木秀義・・・康 すおん
- ・文陽房覚淵・・・諏訪 太朗
- ・中原知親・・・森本 武晴
- ・佐々木定綱・・・木全 隆浩
- ・佐々木経高・・・江澤 大樹
- ・佐々木盛綱・・・増田 和也
- ・佐々木高綱・・・見寺 剛
- ・大西 遵
- ・三好 敦
- ・日下部 そう
- ・大庭景親・・・國村 隼
- ・伊東祐親・・・浅野 和之
- ・北条時政・・・坂東 彌十郎
- ・りく・・・宮沢 りえ
- ・源頼朝・・・大泉 洋
- ・後白河法皇・・・西田 敏行
オープニングナレーション
頼朝は立ち上がった。
未曾有の大戦、源平合戦が始まる。
目指すは、源氏ゆかりの地、鎌倉。
義時、たどり着けるか。
紀行
・神奈川県小田原市。
・相模湾が一望できる急斜面が石橋山の戦いの地です。
・山頂付近に陣を構えた頼朝でしたが、平家軍に囲まれてしまい大敗を喫しました。
・石橋山の山頂に建つ佐奈田霊社。
・頼朝を守るために命を落としたという武将 佐奈田与一が祀られています。
・本堂には、頼朝が与一の忠義をたたえ魁秀明神の称号を与えるという書が残されています。
・静岡県熱海市。
・東国有数の霊場として信仰を集めた伊豆山神社です。
・石橋山の戦いのさなか、政子はここに身を隠しました。
・頼朝と政子はこの神社を崇敬し、幕府を開いてからもそれは変わりませんでした。
・坂東武士団の心のよりどころでもあった伊豆山神社。
・北条宗時ら戦いに身を投じる坂東武者たちを見守ってきたのです。
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・神奈川県小田原市
- ・石橋山古戦場
- ・佐奈田霊社
- ・頼朝が残した許可状
・静岡県熱海市
- ・伊豆山神社
- ・頼朝と政子の腰掛石
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・●「石橋山古戦場」
・JR「早川」下車 徒歩30分
・●「伊豆山神社」
・JR「熱海」からバス「伊豆山神社前」下車すぐ
第6回「悪い知らせ」
キャスト
- 北条義時・・・小栗 旬
- 八重・・・新垣 結衣
- 政子・・・小池 栄子
- 畠山重忠・・・中川 大志
- 北条宗時(回想)・・・片岡 愛之助
- 実衣・・・宮澤 エマ
- 安達盛長・・・野添 義弘
- 伊東祐清・・・竹財 輝之助
- 仁田忠常・・・高岸 宏行
- 三浦義村・・・山本 耕史
- 和田義盛・・・横田 栄司
- 武田信義・・・八嶋 智人
- 道・・・堀内 敬子
- 土肥実平・・・阿南 健治
- 三浦義澄・・・佐藤 B作
- 梶原景時・・・中村 獅童
- 山内首藤経俊・・・山口 馬木也
- 岡崎義実・・・たかお 鷹
- 佐々木秀義・・・康 すおん
- 文陽房覚淵・・・諏訪 太朗
- 安西景益・・・猪野 学
- 千鶴丸(回想)・・・太田 恵晴
- 大姫・・・難波 ありさ
- 寺岡 哲
- 山口 航太
- 阿部 久令亜
- 田中 乃亜
- 田中 瑛央
- 上総広常・・・佐藤 浩市
- 大庭景親・・・國村 隼
- 比企能員・・・佐藤 二朗
- 比企尼・・・草笛 光子
- 伊東祐親・・・浅野 和之
- 北条時政・・・坂東 彌十郎
- りく・・・宮沢 りえ
- 源頼朝・・・大泉 洋
- 後白河法皇・・・西田 敏行
オープニングナレーション
頼朝の軍勢は壊滅した。
援軍を求めて甲斐へ向かう義時。
兄、宗時が既にこの世にいないことを、彼はまだ知らない。
紀行
神奈川県湯河原町の山中。
急な山道を下りた先に洞穴が見えてきます。
しとどの窟(いわや)。
石橋山の戦いに敗れた頼朝が家来と共に隠れていた洞穴だといわれています。
追っ手が迫る中、頼朝は敵方の梶原景時に見つかりますが、その場を見逃され九死に一生を得ました。
その後頼朝は、現在の神奈川県真鶴町へやってきます。
そして、土肥実平の手引きで舟で房総半島を目指したのです。
東京湾沿岸は、当時、湿地帯で陸路での移動は不便でした。
そのため三浦沖を通って舟が盛んに行き来しました。
頼朝一行も再起の地を求めて海を越えていったのです。
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神奈川県湯河原町
- しとどの窟
神奈川県真鶴町
- 源頼朝開帆處
- 源頼朝船出の浜
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●「しとどの窟」
JR「湯河原」からバス「奥湯河原入口」下車 徒歩1時間40分
●「源頼朝船出の浜」
JR「真鶴」下車 徒歩15分
第7回「敵か、あるいは」
キャスト
- 北条義時・・・小栗 旬
- 八重・・・新垣 結衣
- 源義経・・・菅田 将暉
- 政子・・・小池 栄子
- 亀・・・江口 のりこ
- 阿野全成・・・新納 慎也
- 実衣・・・宮澤 エマ
- 安達盛長・・・野添 義弘
- 伊東祐清・・・竹財 輝之助
- 仁田忠常・・・高岸 宏行
- 江間次郎・・・芹澤 興人
- 三浦義村・・・山本 耕史
- 和田義盛・・・横田 栄司
- 千葉常胤・・・岡本 信人
- 土肥実平・・・阿南 健治
- 三浦義澄・・・佐藤 B作
- 平宗盛・・・小泉 孝太郎
- 梶原景時・・・中村 獅童
- 山内首藤経俊・・・山口 馬木也
- 平知康・・・矢柴 俊博
- 安西景益・・・猪野 学
- 弁慶・・・佳久 創
- 権三・・・竹内 まなぶ
- 長狭常伴・・・黒澤 光司
- 山口 航太
- 坂東 駿
- 富山 健
- 福田 航也
- 藤本 康平
- 中村 匡志
- 幕 雄仁
- 東 景一朗
- 平清盛・・・松平 健
- 上総広常・・・佐藤 浩市
- 大庭景親・・・國村 隼
- 藤原秀衡・・・田中 泯
- 丹後局・・・鈴木 京香
- 伊東祐親・・・浅野 和之
- 北条時政・・・坂東 彌十郎
- りく・・・宮沢 りえ
- 源頼朝・・・大泉 洋
- 後白河法皇・・・西田 敏行
オープニングナレーション
再起した頼朝だが、目指す鎌倉は遠く、兵は少ない。
助けを求めて義時が向かったのは、坂東屈指の大物、上総介広常の館。
紀行
千葉県一宮町。
安房へ逃れた頼朝が助けを求めた、上総広常が治めた地です。
平安以降、1,000年以上の歴史を持つ玉前(たまさき)神社。
古くから朝廷や豪族、庶民の信仰を集めてきました。
広常は、頼朝の大願成就にとここ玉前神社に願文と鎧を奉納したといいます。
その故事に倣い、江戸時代の一宮藩主、加納久徴(かのうひさあきら)が寄進したと伝わる甲冑が残されています。
千葉県千葉市。
県庁から程近い亥鼻公園の一角には千葉常胤をイメージした銅像が建てられています。
平家打倒に立ち上がった頼朝に、常胤は息子と共に加勢したといいます。
千葉家の守護神、妙見菩薩を祭った千葉神社。
頼朝は鎌倉へ向かう途中、常胤一族と共に参詣したといわれています。
上総と千葉の大軍勢を味方につけた頼朝と義時。
一路、鎌倉を目指します。
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千葉県一宮町
- 玉前神社
- 萌黄縅胴丸(もえぎおどしどうまる)
千葉県千葉市
- 亥鼻公園
- 君街橋の碑:常胤が石碑周辺にあった橋で頼朝を迎えたと伝えられている。
- 千葉神社
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●「玉前神社」
JR「上総一ノ宮」下車 徒歩8分
●「千葉神社」
JR「千葉」下車 徒歩13分
第8回「いざ、鎌倉」
キャスト
- 北条義時・・・小栗 旬
- 八重・・・新垣 結衣
- 源義経・・・菅田 将暉
- 政子・・・小池 栄子
- 亀・・・江口 のりこ
- 畠山重忠・・・中川 大志
- 阿野全成・・・新納 慎也
- 実衣・・・宮澤 エマ
- 安達盛長・・・野添 義弘
- 伊東祐清・・・竹財 輝之助
- 仁田忠常・・・高岸 宏行
- 江間次郎・・・芹澤 興人
- 三浦義村・・・山本 耕史
- 和田義盛・・・横田 栄司
- 武田信義・・・八嶋 智人
- 千葉常胤・・・岡本 信人
- 土肥実平・・・阿南 健治
- 三浦義澄・・・佐藤 B作
- 平宗盛・・・小泉 孝太郎
- 梶原景時・・・中村 獅童
- 山内首藤経俊・・・山口 馬木也
- 岡崎義実・・・たかお 鷹
- 平知康・・・矢柴 俊博
- 弁慶・・・佳久 創
- 藤平太・・・大津 尋葵
- 野武士・・・慈五郎
- 大姫・・・難波 ありさ
- くま・・・田中 なずな
- 福田 航也
- 藤本 康平
- 中村 匡志
- 幕 雄仁
- 東 景一朗
- 平清盛・・・松平 健
- 上総広常・・・佐藤 浩市
- 大庭景親・・・國村 隼
- 丹後局・・・鈴木 京香
- 伊東祐親・・・浅野 和之
- 北条時政・・・坂東 彌十郎
- りく・・・宮沢 りえ
- 源頼朝・・・大泉 洋
- 後白河法皇・・・西田 敏行
オープニングナレーション
反乱の炎は一気に、坂東に燃え広がった。
大軍となった頼朝勢。
様々な思惑を抱えた巨大な寄せ集めが、今、鎌倉を目指す。
紀行
神奈川県鎌倉市。
亀でさえ引き返すほど急な坂道だったことから、その名がついたともいわれている亀ケ谷坂(かめがやつざか)。
源頼朝が鎌倉入りした当時、北から鎌倉に入る道はここだけだったといいます。
寿福寺は、頼朝の父 義朝の屋敷があった場所に建てられた鎌倉五山の一つです。
政子が比叡山の僧 栄西を招いて創建。
三代将軍実朝もしばしば訪れ、発展を遂げていきました。
鎌倉駅から北へ延びる小町通りは、多くの観光客で賑わいます。
しかし、頼朝と義時が鎌倉入りした当時は、鶴岡八幡宮の前を東西に走る六浦道(むつらみち)、横大路がメインストリートでした。
この道を中心に、幕府の重要な施設が建てられていきます。
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神奈川県鎌倉市
- 亀ケ谷坂
- 寿福寺
- 小町通り
- 六浦路
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●「寿福寺」
JR「鎌倉」下車 徒歩10分
第9回「決戦前夜」
キャスト
- 北条義時・・・小栗 旬
- 八重・・・新垣 結衣
- 源義経・・・菅田 将暉
- 政子・・・小池 栄子
- 畠山重忠・・・中川 大志
- 阿野全成・・・新納 慎也
- 実衣・・・宮澤 エマ
- 安達盛長・・・野添 義弘
- 伊藤祐清(回想)・・・竹財 輝之助
- 仁田忠常・・・高岸 宏行
- 江間次郎・・・芹澤 興人
- 三浦義村・・・山本 耕史
- 善児・・・梶原 善
- 和田義盛・・・横田 栄司
- 武田信義・・・八嶋 智人
- 千葉常胤・・・岡本 信人
- 土肥実平・・・阿南 健治
- 三浦義澄・・・佐藤 B作
- 弁慶・・・佳久 創
- 平維盛・・・濱 正悟
- 中島 幸一
- 小水 たいが
- 遠山 大介
- 吉野 健夫
- 福田 航也
- 藤本 康平
- 中村 匡志
- 上総広常・・・佐藤 浩市
- 伊東祐親・・・浅野 和之
- 北条時政・・・坂東 彌十郎
- りく・・・宮沢 りえ
- 源頼朝・・・大泉 洋
オープニングナレーション
大軍となって鎌倉に入った頼朝。
反乱鎮圧に失敗した伊東、大庭は、なす術もなかった。
都からは、追討軍が迫って来ている。
紀行
静岡県富士市。
富士川の合戦は、この川の河口付近が舞台となりました。
当時は川幅が広く多くの中州がありましたが、新田開発が進み今の姿となっています。
市内には「島」の字を持つ地名が点在し、かつての川の大きさを想像することができます。
川の西岸に陣を構えた平家軍は、水鳥の飛び立つ音を奇襲と勘違いし撤退したと伝わります。
頼朝が打倒平家を祈願したという横割八幡宮。
頼朝が奉納したと伝わる鏃(やじり)が今も残っています。
静岡県清水町。
戦いの翌日、頼朝は黄瀬川本陣に戻り、奥州から駆けつけた義経と対面します。
二人は互いに昔を語り合い、涙したと伝わります。
頼朝と共に平家打倒を目指す義経。
この黄瀬川の地から、歴史の表舞台に登場します。
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静岡県富士市
- 富士川
- 平家越
- 横割八幡宮
- 頼朝が奉納したと伝わる鏃
静岡県清水町
- 八幡神社
- 対面石
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●「横割八幡宮」
JR「新富士」下車 徒歩15分
●「八幡神社」
JR「三島」からバス「医療センター入口」下車すぐ
第10回「根拠なき自信」
キャスト
- 北条義時・・・小栗 旬
- 八重・・・新垣 結衣
- 源義経・・・菅田 将暉
- 政子・・・小池 栄子
- 亀・・・江口 のりこ
- 畠山重忠・・・中川 大志
- 阿野全成・・・新納 慎也
- 実衣・・・宮澤 エマ
- 安達盛長・・・野添 義弘
- 源範頼・・・迫田 孝也
- 義円・・・成河
- 伊藤祐清・・・竹財 輝之助
- 三浦義村・・・山本 耕史
- 和田義盛・・・横田 栄司
- 千葉常胤・・・岡本 信人
- 土肥実平・・・阿南 健治
- 三浦義澄・・・佐藤 B作
- 平宗盛・・・小泉 孝太郎
- 文覚・・・市川 猿之助
- 牧宗親・・・山崎 一
- 山内首藤経俊・・・山口 馬木也
- 平知康・・・矢柴 俊博
- 藤原泰衡・・・山本 浩司
- 藤原国衡・・・平山 祐介
- 足立遠元・・・大野 泰広
- 佐竹義政・・・平田 広明
- とみやま あゆみ
- 平清盛・・・松平 健
- 上総広常・・・佐藤 浩市
- 大庭景親・・・國村 隼
- 藤原秀衡・・・田中 泯
- 丹後局・・・鈴木 京香
- 伊東祐親・・・浅野 和之
- 北条時政・・・坂東 彌十郎
- りく・・・宮沢 りえ
- 源頼朝・・・大泉 洋
- 後白河法皇・・・西田 敏行
オープニングナレーション
頼朝は平家軍を撃退した。
次なる策は、急がば回れ。
上洛を目前に、頼朝は鎌倉で新政権の強化に乗り出すが・・・。
紀行
茨城県常陸太田市。
源氏の流れをくむ豪族、佐竹氏が治めた地です。
市内には、佐竹氏の祈願所 佐竹寺などゆかりの地が点在しています。
平家に与したことにより頼朝と対立した佐竹氏。
頼朝が兵を挙げると守りの薄い拠点を捨て、現在の西金砂山(にしかなさやま)に立て篭もりました。
西金砂山の近辺には戦いにまつわる逸話が地名として残されています。
万畑という地名は山頂に陣を置いた頼朝軍が多くの旗を立てたことが由来だと伝わります。
絶壁に守られた天然の要塞である西金砂山を前に、苦戦を強いられる頼朝軍。
「吾妻鏡」には、人の力では打ち破り難い堅固な要塞だと記されています。
上総広常の活躍により勝利を収めた頼朝は、坂東支配を強化していきました。
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茨城県常陸太田市
- 馬坂城跡:佐竹氏の祖・昌義の居城
- 佐竹寺
- 太田城(舞鶴城)跡:佐竹氏の居城
- 西金砂山
- 万畑のカシ
- 西金砂神社:西金砂山の頂上に鎮座する神社
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●「西金砂山」
JR「常陸太田」からバス「大藪」下車 徒歩1時間
第11回「許されざる嘘(うそ)」
キャスト
- 北条義時・・・小栗 旬
- 八重・・・新垣 結衣
- 源義経・・・菅田 将暉
- 政子・・・小池 栄子
- 亀・・・江口 のりこ
- 畠山重忠・・・中川 大志
- 阿野全成・・・新納 慎也
- 実衣・・・宮澤 エマ
- 安達盛長・・・野添 義弘
- 源範頼・・・迫田 孝也
- 義円・・・成河
- 伊藤祐清・・・竹財 輝之助
- 三浦義村・・・山本 耕史
- 善児・・・梶原 善
- 和田義盛・・・横田 栄司
- 千葉常胤・・・岡本 信人
- 土肥実平・・・阿南 健治
- 三浦義澄・・・佐藤 B作
- 三善康信・・・小林 隆
- 平宗盛・・・小泉 孝太郎
- 梶原景時・・・中村 獅童
- 岡崎義実・・・たかお 鷹
- 平知康・・・矢柴 俊博
- 足立遠元・・・大野 泰広
- 大姫・・・落井 実結子
- 花柳 喜衞文華
- 安倍 真結
- 平清盛・・・松平 健
- 上総広常・・・佐藤 浩市
- 源行家・・・杉本 哲太
- 丹後局・・・鈴木 京香
- 伊東祐親・・・浅野 和之
- 北条時政・・・坂東 彌十郎
- りく・・・宮沢 りえ
- 源頼朝・・・大泉 洋
- 後白河法皇・・・西田 敏行
オープニングナレーション
挙兵の年の暮れ。
頼朝は力を蓄えている。
打倒平家の旗の下、鎌倉に集う新たな面々。
真に頼れるのは誰だ。
紀行
三十三間堂は、後白河法皇の離宮内に平清盛の援助によって造営された仏堂です。
堂内には、1,000体の千手観音立像が納められており、そのうちの124体は、創建時につくられた仏像です。
その圧巻の光景は、平家の栄華を今に伝えています。
六波羅に拠点を置いた平家一門。
六波羅蜜寺を中心に、一族郎党の館が立ち並んでいたといいます。
一文の更なる繁栄を目指した清盛。
しかし清盛は、突然の病に倒れました。
平家とゆかりのある六道珍皇寺。
清盛は、六道珍皇寺の付近で火葬されたと伝わります。
清盛という大きな存在を失った平家一門は、次第に頼朝に追い詰められていくことになります。
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京都府京都市
- 三十三間堂
- 千手観音坐像
- 平家が六波羅に営んだ邸宅をしのばせる石碑
- 六波羅蜜寺
- 平清盛坐像
- 六道珍皇寺
- 閻魔堂
- 迎え鐘:鐘の音が冥土まで響くと伝わる
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●「三十三間堂」
JR「京都」からバス「博物館三十三間堂前」下車 すぐ
第12回「亀の前事件」
キャスト
- 北条義時・・・小栗 旬
- 八重・・・新垣 結衣
- 源義経・・・菅田 将暉
- 政子・・・小池 栄子
- 亀・・・江口 のりこ
- 畠山重忠・・・中川 大志
- 阿野全成・・・新納 慎也
- 実衣・・・宮澤 エマ
- 安達盛長・・・野添 義弘
- 源範頼・・・迫田 孝也
- 三浦義村・・・山本 耕史
- 和田義盛・・・横田 栄司
- 牧宗親・・・山崎 一
- 道・・・堀内 敬子
- 千葉常胤・・・岡本 信人
- 大江広元・・・栗原 英雄
- 梶原景時・・・中村 獅童
- 藤原行政・・・野仲 イサオ
- 中原親能・・・川島 潤哉
- 足立遠元・・・大野 泰広
- 弁慶・・・佳久 創
- 小山朝政・・・中村 敦
- 大姫・・・落井 実結子
- 伊東祐親(回想)・・・浅野 和之
- 伊藤祐清(回想)・・・竹財 輝之助
- 万寿・・・丸山 蒼來、田代 瑞希
- 中村 匡志
- 幕 雄仁
- 東 景一朗
- 上総広常・・・佐藤 浩市
- 比企能員・・・佐藤 二朗
- 比企尼・・・草笛 光子
- 北条時政・・・坂東 彌十郎
- りく・・・宮沢 りえ
- 源頼朝・・・大泉 洋
- 後白河法皇・・・西田 敏行
オープニングナレーション
頼朝の嫡男誕生に期待が高まる。
政子の懐妊が引き起こした、小さな波紋。
それはやがて、大波となって押し寄せる。
紀行
埼玉県の中央部を治めていた比企一族。
東松山市には比企一族ゆかりの地が点在しています。
比企能員を祀る判官塚。
地元では、能員が就いた官職にちなみ「はんがんさま」と親しまれています。
岩殿観音 正法寺は、比企一族が深く帰依した寺院です。
頼朝の庇護を受けた岩殿観音は、北条政子の守り本尊となりました。
神奈川県鎌倉市。
能員や比企尼は、現在妙本寺が建つこの一帯にも館を構えました。
懐妊した政子は、比企の館に入ります。
鶴岡八幡宮へまっすぐに延びる段葛。
政子の安産を祈願し造営された参道で時政と義時も土や石を運んだと伝わっています。
比企の館で無事に誕生した頼家。
比企一族と頼朝の絆は更に深まっていきました。
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埼玉県東松山市
- 宗悟寺:能員の娘・若狭局ゆかりの品が納められている
- 判官塚
- 岩殿観音 正法寺
- 観音堂
神奈川県鎌倉市
- 妙本寺
- 祖師堂
- 段葛
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●「岩殿観音 正法寺」
東武鉄道「高坂」からバス「大東文化大学」下車 徒歩5分
●「妙本寺」
JR「鎌倉」下車 徒歩8分
第13回「幼なじみの絆」
キャスト
- 北条義時・・・小栗 旬
- 八重・・・新垣 結衣
- 源義経・・・菅田 将暉
- 政子・・・小池 栄子
- 亀・・・江口 のりこ
- 畠山重忠・・・中川 大志
- 木曽義仲・・・青木 崇高
- 阿野全成・・・新納 慎也
- 実衣・・・宮澤 エマ
- 安達盛長・・・野添 義弘
- 源範頼・・・迫田 孝也
- 仁田忠常・・・高岸 宏行
- 岡崎義実・・・たかお 鷹
- 三浦義村・・・山本 耕史
- 和田義盛・・・横田 栄司
- 武田信義・・・八嶋 智人
- 道・・・堀内 敬子
- 千葉常胤・・・岡本 信人
- 土肥実平・・・阿南 健治
- 大江広元・・・栗原 英雄
- 三浦義澄・・・佐藤 B作
- 梶原景時・・・中村 獅童
- 源義高・・・市川 染五郎
- 巴御前・・・秋元 才加
- 里・・・三浦 透子
- 今井兼平・・・町田 悠宇
- くま・・・田中 なずな
- 常・・・渡邉 梨香子
- 義円(回想)・・・成河
- 上総広常・・・佐藤 浩市
- 比企能員・・・佐藤 二朗
- 文覚・・・市川 猿之助
- 源行家・・・杉本 哲太
- 北条時政・・・坂東 彌十郎
- りく・・・宮沢 りえ
- 源頼朝・・・大泉 洋
オープニングナレーション
頼朝の浮気は、御家人たちをも巻き込む大騒動となった。
源平の激突を目前に、鎌倉に亀裂が入ろうとしていた。
紀行
静岡県伊豆の国市。
狩野川を挟み北条館の西側にある江間は、義時が治めたとされる場所です。
義時も崇敬したと伝わる豆塚神社。
本殿に掲げられている額には、義時の江間での活躍が記されています。
八重の生まれ故郷 伊東市にも義時ゆかりの場所があります。
最誓寺は、義時の妻となった八重により千鶴丸の供養のために建立されたと伝わる寺です。
本堂に安置されている地蔵菩薩像は、八重が奉納したものと寺に伝わっています。
伊豆では、義時と八重、二人の愛にまつわる伝承が静かに語り継がれています。
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静岡県伊豆の国市
- 狩野川
- 北条義時館跡:現・江間公園
- 豆塚神社
静岡県伊東市
- 最誓寺
- 千鶴丸地蔵菩薩像
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●「豆塚神社」
伊豆箱根鉄道「韮山」下車 徒歩25分
●「最誓寺」
JR「伊東」下車 徒歩15分
第14回「都の義仲」
キャスト
- 北条義時・・・小栗 旬
- 八重・・・新垣 結衣
- 源義経・・・菅田 将暉
- 政子・・・小池 栄子
- 畠山重忠・・・中川 大志
- 木曽義仲・・・青木 崇高
- 阿野全成・・・新納 慎也
- 実衣・・・宮澤 エマ
- 安達盛長・・・野添 義弘
- 源範頼・・・迫田 孝也
- 仁田忠常・・・高岸 宏行
- 岡崎義実・・・たかお 鷹
- 平知康・・・矢柴 俊博
- 足立遠元・・・大野 泰広
- 三浦義村・・・山本 耕史
- 和田義盛・・・横田 栄司
- 道・・・堀内 敬子
- 九条兼実・・・田中 直樹
- 千葉常胤・・・岡本 信人
- 土肥実平・・・阿南 健治
- 三善康信・・・小林 隆
- 大江広元・・・栗原 英雄
- 三浦義澄・・・佐藤 B作
- 平宗盛・・・小泉 孝太郎
- 梶原景時・・・中村 獅童
- 源義高・・・市川 染五郎
- 巴御前・・・秋元 才加
- 今井兼平・・・町田 悠宇
- 弁慶・・・佳久 創
- 海野幸氏・・・加部 亜門
- 大姫・・・落井 実結子
- 万寿・・・田代 瑞希
- 安徳天皇・・・相澤 智咲
- 後鳥羽天皇・・・尾上 凛
- 市原 文太郎
- 鈴木 翔吾
- 山本 栄司
- 中村 匡志
- 幕 雄仁
- 東 景一朗
- 藤本 康平
- 上総広常・・・佐藤 浩市
- 比企能員・・・佐藤 二朗
- 文覚・・・市川 猿之助
- 源行家・・・杉本 哲太
- 丹後局・・・鈴木 京香
- 北条時政・・・坂東 彌十郎
- りく・・・宮沢 りえ
- 源頼朝・・・大泉 洋
- 後白河法皇・・・西田 敏行
オープニングナレーション
頼朝の最大のライバル、木曽義仲は、北陸に勢力を伸ばしていた。
その義仲を討つべく、平家の追討軍が迫っている。
紀行
富山県と石川県の県境に位置する倶利伽羅峠(くりからとうげ)。
この地で平家軍を打ち破ったことにより、木曽義仲は全国にその名を轟かせました。
義仲が戦勝を祈願したと伝わる、埴生護国八幡宮。
義仲が奉納した鏃や祈願書が残されています。
軍記物語「源平盛衰記」には、火牛の計という戦法が用いられたと記されています。
津幡町の倶利伽羅神社に奉納された屏風絵には、義仲と巴御前が牛と共に平家軍の本陣へ攻め入る勇ましい姿が描かれています。
奇襲を受け、次々と谷底へ落ちる平家軍。
この谷は地獄谷とも呼ばれていて、平家軍の亡骸から流れ出た血が川になったと伝わっています。
北陸から攻め上った義仲の登場で、源平合戦は三つ巴の戦いとなっていきます。
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富山県小矢部市
- 倶利伽羅古戦場
- 伝 平家本陣跡
- 埴生護国八幡宮
- 木曽義仲奉納 鏃
- 源義仲の願文(木曽願書)
- 源平盛衰記
- 地獄谷
- 膿川
石川県津幡町
- 倶利伽羅神社
- 倶利伽羅合戦図屏風
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●「倶利伽羅古戦場」
あいの風とやま鉄道「石動」下車 徒歩1時間30分
●「倶利伽羅神社」
IRいしかわ鉄道「倶利伽羅」下車 徒歩25分
第15回「足固めの儀式」
キャスト
- 北条義時・・・小栗 旬
- 八重・・・新垣 結衣
- 源義経・・・菅田 将暉
- 政子・・・小池 栄子
- 畠山重忠・・・中川 大志
- 木曽義仲・・・青木 崇高
- 阿野全成・・・新納 慎也
- 実衣・・・宮澤 エマ
- 安達盛長・・・野添 義弘
- 源範頼・・・迫田 孝也
- 岡崎義実・・・たかお 鷹
- 平知康・・・矢柴 俊博
- 三浦義村・・・山本 耕史
- 善児・・・梶原 善
- 和田義盛・・・横田 栄司
- 道・・・堀内 敬子
- 千葉常胤・・・岡本 信人
- 土肥実平・・・阿南 健治
- 大江広元・・・栗原 英雄
- 三浦義澄・・・佐藤 B作
- 梶原景時・・・中村 獅童
- 源義高・・・市川 染五郎
- 巴御前・・・秋元 才加
- 今井兼平・・・町田 悠宇
- 弁慶・・・佳久 創
- 足立遠元・・・大野 泰広
- 梶原景季・・・柾木 玲弥
- 大姫・・・落井 実結子
- 万寿・・・藤原 響
- 上総広常・・・佐藤 浩市
- 比企能員・・・佐藤 二朗
- 文覚・・・市川 猿之助
- 丹後局・・・鈴木 京香
- 北条時政・・・坂東 彌十郎
- りく・・・宮沢 りえ
- 源頼朝・・・大泉 洋
- 後白河法皇・・・西田 敏行
オープニングナレーション
義仲討伐のため、すぐにでも出兵したい頼朝。
しかし、御家人たちがこれに反発する。
着々と進む、頼朝追放計画。
紀行
鎌倉市と横浜市を結ぶ古道、朝夷奈切通(あさいなきりどおし)。
この一帯には有力御家人の館が立ち並んでいました。
朝夷奈切通に程近い十二所果樹園(じゅうにしょかじゅえん)。
梅の名所として知られる果樹園の近くに上総広常の館があったと伝わります。
頼朝に謀反を疑われた広常。
鎌倉時代の歴史書「愚管抄(ぐかんしょう)」には大倉御所で双六に興じていたところを梶原景時に打ち取られたと記されています。
景時はこの湧水で太刀についた広常の血を洗い流したと伝わっています。
横浜市には、広常のものと伝わる供養塔が残されています。
最大の勢力を持つ御家人であった広常の死は、坂東武者たちに大きな衝撃を与えました。
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神奈川県鎌倉市
- 朝夷奈切通
- 十二所果樹園
- 「愚管抄」
- 大倉御所跡
- 梶原太刀洗水
神奈川県横浜市
- 上総介塔
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●「十二所果樹園」
JR「鎌倉」からバス「十二所神社」下車 徒歩20分
●「上総介塔」
京急電鉄「金沢八景」からバス「朝比奈」下車 すぐ
第16回「伝説の幕開け」
キャスト
- 北条義時・・・小栗 旬
- 八重・・・新垣 結衣
- 源義経・・・菅田 将暉
- 政子・・・小池 栄子
- 畠山重忠・・・中川 大志
- 木曽義仲・・・青木 崇高
- 阿野全成・・・新納 慎也
- 実衣・・・宮澤 エマ
- 安達盛長・・・野添 義弘
- 源範頼・・・迫田 孝也
- 岡崎義実・・・たかお 鷹
- 平知康・・・矢柴 俊博
- 三浦義村・・・山本 耕史
- 和田義盛・・・横田 栄司
- 千葉常胤・・・岡本 信人
- 土肥実平・・・阿南 健治
- 大江広元・・・栗原 英雄
- 平宗盛・・・小泉 孝太郎
- 梶原景時・・・中村 獅童
- 源義高・・・市川 染五郎
- 巴御前・・・秋元 才加
- 今井兼平・・・町田 悠宇
- 弁慶・・・佳久 創
- 中原親能・・・川島 潤哉
- 大姫・・・落井 実結子
- 海野幸氏・・・加部 亜門
- 小六・・・中村 大輝
- 平知盛・・・岩男 海史
- 平清宗・・・島田 裕仁
- 安徳天皇・・・相澤 智咲
- 金剛・・・松澤 禾蘭
- 初・・・久野 楓名
- 斉藤 一平
- 多田 頼満
- 奥野 隆之
- 上総広常(回想)・・・佐藤 浩市
- 比企能員・・・佐藤 二朗
- 丹後局・・・鈴木 京香
- 北条時政・・・坂東 彌十郎
- りく・・・宮沢 りえ
- 源頼朝・・・大泉 洋
- 後白河法皇・・・西田 敏行
オープニングナレーション
大きな代償を払い、頼朝は、御家人たちをまとめあげた。
義経は鎌倉からの援軍を待っている。
戦が近づいている。
紀行
滋賀県大津市。
源義仲が頼朝軍と戦い討ち死にした地です。
旧東海道沿いにある義仲寺は、その名のとおり義仲を弔うために建てられました。
本堂には、聖観世音菩薩が祀られ、その隣には厨子に納められた義仲に木像が安置されています。
平家滅亡を目指し戦った義仲。
その生涯に、ある名高い俳人が熱い思いを寄せていました。
松尾芭蕉。
「奥の細道」の旅の途中で義仲について詠んだ句があります。
「義仲の 寝覚めの山か 月悲し」
芭蕉は度々この寺を訪れました。
1694年に亡くなった芭蕉は、「木曽塚の右に葬る」という遺言に従い、義仲の墓の隣に埋葬されました。
二人の墓が並ぶ姿は当時のまま。
芭蕉の思いは今もなお義仲に寄り添っています。
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滋賀県大津市
- 義仲寺
- 聖観世音菩薩
- 義仲公像
- 義仲公墓
- 芭蕉翁坐像
- 「木曽塚の右に葬る」:芭蕉翁終焉記
- 芭蕉翁墓
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●「義仲寺」
JR「膳所」下車 徒歩7分
第17回「助命と宿命」
キャスト
- 北条義時・・・小栗 旬
- 八重・・・新垣 結衣
- 源義経・・・菅田 将暉
- 政子・・・小池 栄子
- 畠山重忠・・・中川 大志
- 阿野全成・・・新納 慎也
- 実衣・・・宮澤 エマ
- 安達盛長・・・野添 義弘
- 源範頼・・・迫田 孝也
- 工藤祐経・・・坪倉 由幸
- 仁田忠常・・・高岸 宏行
- 中原親能・・・川島 潤哉
- 弁慶・・・佳久 創
- 一条忠頼・・・前原 滉
- 三浦義村・・・山本 耕史
- 和田義盛・・・横田 栄司
- 武田信義・・・八嶋 智人
- 大江広元・・・栗原 英雄
- 三浦義澄・・・佐藤 B作
- 梶原景時・・・中村 獅童
- 源義高・・・市川 染五郎
- 巴御前・・・秋元 才加
- 平知康・・・矢柴 俊博
- 静御前・・・石橋 静河
- 大姫・・・落井 実結子
- 海野幸氏・・・加部 亜門
- 藤内光澄・・・長尾 卓磨
- 松井 天斗
- 藤本 康平
- 幕 雄仁
- 中村 匡志
- 東 景一朗
- 花柳 喜衛文華
- 藤間 京之助
- 安倍 まゆ
- 吉永 典子
- 黒木 羚央
- 梶谷 奏陽
- 宇野 澪華
- 大藤 瑛史
- 加賀谷 光輝
- 比企能員・・・佐藤 二朗
- 丹後局・・・鈴木 京香
- 北条時政・・・坂東 彌十郎
- りく・・・宮沢 りえ
- 源頼朝・・・大泉 洋
- 後白河法皇・・・西田 敏行
オープニングナレーション
義経の連勝に鎌倉は湧いた。
しかし、頼朝とその家族には、義仲討伐の代償が待っていた。
鎌倉に再び暗雲が立ちこめる。
紀行
埼玉県狭山市を流れる入間川。
源義高は、この川のほとりで命を落としたといわれています。
鎌倉街道の信濃坂の脇に立つ影隠地蔵。
鎌倉から追われた義高は、この地蔵尊の陰に隠れて一時難を逃れたと伝えられています。
義高を祀る清水八幡。
当時、義高の死を悲しんだ郷の人たちが墓を築き、その話を聞いた北条政子が社を建て参拝したと伝わっています。
鎌倉には義高の首が運ばれました。
神奈川県鎌倉市の常楽寺には、義高の首塚といわれる塚があります。
父 義仲の人質として鎌倉で過ごし、10代の若さで命を落とした義高。
はかない生涯は、鎌倉の地で語り継がれています。
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埼玉県狭山市
- 入間川
- 影隠地蔵
- 清水八幡
神奈川県鎌倉市
- 常楽寺
- 木曽塚
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●「清水八幡」
西武鉄道「狭山市」下車 徒歩15分
●「常楽寺」
JR「大船」下車 徒歩15分
第18回「壇ノ浦で舞った男」
キャスト
- 北条義時・・・小栗 旬
- 八重・・・新垣 結衣
- 源義経・・・菅田 将暉
- 政子・・・小池 栄子
- 畠山重忠・・・中川 大志
- 阿野全成・・・新納 慎也
- 実衣・・・宮澤 エマ
- 安達盛長・・・野添 義弘
- 源範頼・・・迫田 孝也
- 平知康・・・矢柴 俊博
- 中原親能・・・川島 潤哉
- 三浦義村・・・山本 耕史
- 和田義盛・・・横田 栄司
- 大江広元・・・栗原 英雄
- 三浦義澄・・・佐藤 B作
- 平宗盛・・・小泉 孝太郎
- 梶原景時・・・中村 獅童
- 静御前・・・石橋 静河
- 里・・・三浦 透子
- 弁慶・・・佳久 創
- 藤平太・・・大津 尋葵
- 平清宗・・・島田 裕仁
- 大姫・・・落井 実結子
- 安徳天皇・・・相澤 智咲
- 二位尼・・・大谷 恭子
- 一万・・・大藤 瑛史
- 箱王・・・加賀谷 光輝
- 中村 匡志
- 幕 雄仁
- 東 景一朗
- 福田 航也
- 藤本 康平
- 比企能員・・・佐藤 二朗
- 丹後局・・・鈴木 京香
- 北条時政・・・坂東 彌十郎
- りく・・・宮沢 りえ
- 源頼朝・・・大泉 洋
- 後白河法皇・・・西田 敏行
オープニングナレーション
都に足掛かりを築いた源氏に対して、平家は瀬戸内海を押さえ、最後の抵抗を繰り広げる。
最終決戦が目の前に迫っていた。
紀行
第18回は、紀行の紹介がありませんでした。
第19回「果たせぬ凱旋」
キャスト
- 北条義時・・・小栗 旬
- 八重・・・新垣 結衣
- 源義経・・・菅田 将暉
- 政子・・・小池 栄子
- 畠山重忠・・・中川 大志
- 阿野全成・・・新納 慎也
- 実衣・・・宮澤 エマ
- 安達盛長・・・野添 義弘
- 岡崎義実・・・たかお 鷹
- 平知康・・・矢柴 俊博
- 弁慶・・・佳久 創
- 三浦義村・・・山本 耕史
- 和田義盛・・・横田 栄司
- 九条兼実・・・田中 直樹
- 土肥実平・・・阿南 健治
- 三善康信・・・小林 隆
- 大江広元・・・栗原 英雄
- 三浦義澄・・・佐藤 B作
- 梶原景時・・・中村 獅童
- 静御前・・・石橋 静河
- 里・・・三浦 透子
- 藤原泰衡・・・山本 浩司
- 藤原国衡・・・平山 祐介
- 土佐坊昌俊・・・村上 和成
- 大姫・・・落井 実結子
- 公卿・・・小林 三十朗・尾竹 昭宏
- 中村 匡志
- 東 景一朗
- 藤原秀衡・・・田中 泯
- 比企能員・・・佐藤 二朗
- 文覚・・・市川 猿之助
- 源行家・・・杉本 哲太
- 丹後局・・・鈴木 京香
- 北条時政・・・坂東 彌十郎
- りく・・・宮沢 りえ
- 源頼朝・・・大泉 洋
- 後白河法皇・・・西田 敏行
オープニングナレーション
互いを認めつつ、信じられない兄弟がいる。
政治の頼朝、戦の義経。
二人の天才が手を取り合うことを、後白河法皇は許さない。
紀行
京都府京都市。
若宮八幡宮は、義経の祖先 源頼義が創建した神社です。
義経が拠点とした堀川館は、この近くにありました。
館の中にあったと伝わる井戸の跡地には、その場所を示す石碑だけが残されています。
頼朝と対立を深める中、土佐坊昌俊に襲撃された義経。
企ては失敗に終わり、土佐坊は六条河原で処刑されました。
義経は身の危険を察し、京を離れます。
義経と静の悲恋の伝承が残る、奈良県吉野山。
義経と別れた静は山中で捕われ、北条時政の館に留め置かれたと「吾妻鏡」に記されています。
都を追われ、行き場を失った義経の旅路は険しいものとなりました。
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京都府京都市
- 若宮八幡宮
- 左女牛井之跡(さめがいのあと)
- 六条河原
奈良県吉野町
- 吉野山
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●「若宮八幡宮」
JR「京都」下車 徒歩15分
●「吉野山」
近鉄「吉野」下車 すぐ
第20回「帰ってきた義経」
キャスト
- 北条義時・・・小栗 旬
- 八重・・・新垣 結衣
- 源義経・・・菅田 将暉
- 政子・・・小池 栄子
- 畠山重忠・・・中川 大志
- 阿野全成・・・新納 慎也
- 実衣・・・宮澤 エマ
- 安達盛長・・・野添 義弘
- 源範頼・・・迫田 孝也
- 大姫・・・南 沙良
- 工藤祐経・・・坪倉 由幸
- 弁慶・・・佳久 創
- 足立遠元・・・大野 泰広
- 三浦義村・・・山本 耕史
- 善児・・・梶原 善
- 道・・・堀内 敬子
- 三善康信・・・小林 隆
- 梶原景時・・・中村 獅童
- 静御前・・・石橋 静河
- 里・・・三浦 透子
- 藤原泰衡・・・山本 浩司
- 藤原国衡・・・平山 祐介
- 藤原頼衡・・・川並 淳一
- とく・・・天野 眞由美
- 源義高(回想)・・・市川 染五郎
- 金剛・・・森 優理斗
- 万寿・・・鳥越 壮真
- 初・・・遠藤 みのん
- 泉谷 星奈
- 川田 心陽
- 藤原秀衡・・・田中 泯
- りく・・・宮沢 りえ
- 源頼朝・・・大泉 洋
オープニングナレーション
義経を迎え入れ、鎌倉の最大の脅威となった奥州平泉。
藤原秀衡によって保たれていた均衡が、崩れようとしている。
紀行
奥州藤原氏が栄華を誇った平泉。
中尊寺の金色堂は、平安美術の粋を極めた阿弥陀堂です。
内陣部分は、金箔や螺鈿細工で飾られ奥州藤原氏の絶大な権力を物語っています。
基衡が作り、秀衡が完成させた毛越寺(もうつうじ)の浄土庭園。
坂東武者たちに影響を与え、ここを模した庭園が全国で造られました。
秀衡の跡を継いだ泰衡は、父の遺言に背き、義経へ兵を向けました。
義経が暮らした館は、衣川の北側にあったと伝わります。
泰衡の襲撃を受け、義経は最期の時を迎えました。
平泉を訪れた俳人 松尾芭蕉は、義経や奥州藤原氏を思い、一つの句を残しました。
「夏草や 兵どもが 夢の跡」
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岩手県平泉町
- 中尊寺金色堂(国宝):奥州藤原三代の遺体と泰衡の首級が納められている
- 毛越寺:浄土庭園
- 柳之御所遺跡:奥州藤原氏が政務を執り行った館跡
- 衣川
- 高館義経堂:義経をしのび築かれた御堂
岩手県奥州市
- 接待館遺跡
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●「高館義経堂」
JR「平泉」下車 徒歩20分
●「接待館遺跡」
JR「前沢」下車 徒歩1時間15分
第21回「仏の眼差(まなざ)し」
キャスト
- 北条義時・・・小栗 旬
- 八重・・・新垣 結衣
- 政子・・・小池 栄子
- 北条時連・・・瀬戸 康史
- 畠山重忠・・・中川 大志
- 阿野全成・・・新納 慎也
- 実衣・・・宮澤 エマ
- 安達盛長・・・野添 義弘
- 源範頼・・・迫田 孝也
- 大姫・・・南 沙良
- 平知康・・・矢柴 俊博
- 岡崎義実・・・たかお 鷹
- 仁田忠常・・・高岸 宏行
- 三浦義村・・・山本 耕史
- 八田知家・・・市原 隼人
- 和田義盛・・・横田 栄司
- 道・・・堀内 敬子
- 土肥実平・・・阿南 健治
- 運慶・・・相島 一之
- 三善康信・・・小林 隆
- 大江広元・・・栗原 英雄
- 梶原景時・・・中村 獅童
- 足立遠元・・・大野 泰広
- 稲毛重成・・・村上 誠基
- 住職・・・緒方 賢一
- ちえ・・・福田 愛依
- あき・・・尾碕 真花
- 河田次郎・・・小林 博
- 侍女・・・上原 実矩
- 金剛・・・森 優理斗
- 万寿・・・鳥越 壮真
- 鶴丸・・・佐藤 遥灯
- 初・・・遠藤 みのん
- 源義経(回想)・・・菅田 将暉
- 辻井 陽太
- 比企能員・・・佐藤 二朗
- 千葉常胤・・・岡本 信人
- 丹後局・・・鈴木 京香
- 北条時政・・・坂東 彌十郎
- りく・・・宮沢 りえ
- 源頼朝・・・大泉 洋
- 後白河法皇・・・西田 敏行
オープニングナレーション
藤原泰衡は、義経の首を差し出した。
しかし、それは頼朝の罠。
義経という武器を失った平泉は、もはや鎌倉の敵ではなかった。
紀行
静岡県伊豆の国市。
北条氏が拠点を置いた守山の麓に位置する願成就院は、北条時政が建立した北条氏の氏寺です。
大御堂に鎮座する5体の仏像はすべて運慶の作で、仏像の胎内に納められていた銘札には、時政と運慶二人の名前が記されています。
命あるもの全てを救う仏 阿弥陀如来。
運慶による仏像は、まさにそこに生きているかのような迫真さ、力強い存在感を持ち、多くの坂東武者たちから支持を得たと考えられています。
後に義時は、時政の菩提を弔うため南新御堂を造営。
本堂に安置されている阿弥陀如来坐像は南新御堂の本尊であると考えられています。
北条氏と共に繁栄した願成就院は、時政や義時の面影を感じることができる場所です。
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静岡県伊豆の国市
- 願成就院
- 国宝 阿弥陀如来坐像
- 国宝 不動明王三尊立像
- 国宝 毘沙門天立像
- 北条義時公建立南新御堂跡地に建つ本堂
- 運慶作 本尊 阿弥陀如来坐像
- 北条時政公肖像
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●「願成就院」
伊豆箱根鉄道「韮山」下車 徒歩15分
第22回「義時の生きる道」
キャスト
- 北条義時・・・小栗 旬
- 八重・・・新垣 結衣
- 政子・・・小池 栄子
- 比奈・・・堀田 真由
- 畠山重忠・・・中川 大志
- 実衣・・・宮澤 エマ
- 大姫・・・南 沙良
- 安達盛長・・・野添 義弘
- 源範頼・・・迫田 孝也
- 工藤祐経・・・坪倉 由幸
- 仁田忠常・・・高岸 宏行
- 岡崎義実・・・たかお 鷹
- 二階堂行政・・・野仲 イサオ
- 三浦義村・・・山本 耕史
- 和田義盛・・・横田 栄司
- 九条兼実・・・田中 直樹
- 阿野全成・・・新納 慎也
- 道・・・堀内 敬子
- 土肥実平・・・阿南 健治
- 大江広元・・・栗原 英雄
- 梶原景時・・・中村 獅童
- 曽我五郎・・・田中 俊介
- 曽我十郎・・・田邊 和也
- 金剛・・・森 優理斗
- 鶴丸・・・佐藤 遥灯
- 後鳥羽天皇・・・菊井 りひと
- 弥九郎・・・渡部 澪音
- 千幡・・・吉川 魁理・土橋 蓮
- 染谷 美月
- 宮島 瑠花
- 伊東祐親(回想)・・・浅野 和之
- 河津祐泰(回想)・・・山口 祥行
- 比企能員・・・佐藤 二朗
- 善児・・・梶原 善
- 三浦義澄・・・佐藤 B作
- 千葉常胤・・・岡本 信人
- 丹後局・・・鈴木 京香
- 北条時政・・・坂東 彌十郎
- りく・・・宮沢 りえ
- 源頼朝・・・大泉 洋
- 後白河法皇・・・西田 敏行
オープニングナレーション
日本中が源氏の名の下に平定された。
しかし、その道のりには多くの別れが。
頼朝はいよいよ、上洛実現を目指す。
紀行
かつて南都と呼ばれた奈良県奈良市。
平家滅亡後、後白河法皇は南都の復興に力を注ぎました。
後白河法皇と頼朝の支援のもと再建された東大寺大仏殿。
大仏開眼供養の際は、法皇自ら筆を執り、開眼を行いました。
京都府京都市にある法住寺。
後白河法皇はこの地を中心に院御所を築き、政務を執り行っていました。
木曽義仲が院御所を襲撃した際、命拾いした後白河法皇は、本尊の不動明王に深く感謝したと伝わります。
後白河法皇の御陵は法住寺のすぐそばに位置しています。
源氏と平家、2つの武家勢力の中で、朝廷の立場を守り続けた後白河法皇。
その遺志は、後鳥羽天皇に引き継がれていきました。
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奈良県奈良市
- 東大寺 大仏殿
京都府京都市
- 法住寺
- 身代不動明王像
- 後白河法皇法住寺陵
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●「東大寺」
JR「奈良」からバス「東大寺大仏殿・春日大社前」下車 徒歩5分
●「法住寺」
京阪電鉄「七条」下車 徒歩10分
第23回「狩りと獲物」
キャスト
- 北条義時・・・小栗 旬
- 政子・・・小池 栄子
- 金剛・・・坂口 健太郎
- 北条時連・・・瀬戸 康史
- 比奈・・・堀田 真由
- 畠山重忠・・・中川 大志
- 万寿・・・金子 大地
- 大姫・・・南 沙良
- 安達盛長・・・野添 義弘
- 源範頼・・・迫田 孝也
- 工藤祐経・・・坪倉 由幸
- 仁田忠常・・・高岸 宏行
- 三浦義村・・・山本 耕史
- 八田知家・・・市原 隼人
- 和田義盛・・・横田 栄司
- 阿野全成・・・新納 慎也
- 実衣・・・宮澤 エマ
- 道・・・堀内 敬子
- 三善康信・・・小林 隆
- 梶原景時・・・中村 獅童
- 二階堂行政・・・野仲 イサオ
- 中原親能・・・川島 潤哉
- 曽我五郎・・・田中 俊介
- 曽我十郎・・・田邊 和也
- 鶴丸・・・きづき
- 河津祐泰(回想)・・・山口 祥行
- 八重(回想)・・・新垣 結衣
- 比企能員・・・佐藤 二朗
- 大江広元・・・栗原 英雄
- 北条時政・・・坂東 彌十郎
- りく・・・宮沢 りえ
- 源頼朝・・・大泉 洋
オープニングナレーション
最高指導者の暗殺。
歴史上、権力の絶頂で命を落とした者は多い。
鎌倉殿、源頼朝にもまた、冷たい刃が迫っている。
紀行
幕府の権威を知らしめるため、富士山の麓で盛大に行われた巻狩り。
裾野市には、炊事を行った弁当場や頼朝が水を飲んだと伝わる森など、巻狩りの足跡が残されています。
頼朝は、富士山本宮浅間大社に流鏑馬を奉納したと伝わっています。
ここは北条氏ともゆかりが深く、後に義時が社殿を造営しました。
巻狩りの際、頼朝の宿所は現在の井出家に設けられました。
周囲には、曽我兄弟にまつわる史跡が残されています。
曽我兄弟は、この岩の裏に身を潜め、敵討ちの相談をしたと伝わります。
曽我八幡宮は、頼朝が畠山重忠を通じて、地元の住民に創建させた神社です。
その近くには、兄弟の供養塔がひっそりと立っています。
時代の波にのまれた曽我兄弟の物語は、今も語り継がれています。
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静岡県裾野市
- 弁当場
- 頼朝の井戸の森
静岡県富士宮市
- 富士山本宮浅間大社
- 狩宿の井出家:頼朝が泊まった「富士野御旅館」はこの周辺にあったと伝わる
- 曽我の隠れ岩
- 曽我八幡宮:曽我兄弟を祀る神社
- 曽我兄弟の霊地
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●「頼朝の井戸の森」
JR「裾野」からバス「十里木高原別荘地管理事務所前」下車 徒歩35分
●「曽我の隠れ岩」
JR「富士宮」からバス「白糸の滝入口」下車 すぐ
第24回「変わらぬ人」
キャスト
- 北条義時・・・小栗 旬
- 政子・・・小池 栄子
- 金剛・・・坂口 健太郎
- 比奈・・・堀田 真由
- 畠山重忠・・・中川 大志
- 万寿・・・金子 大地
- 大姫・・・南 沙良
- 安達盛長・・・野添 義弘
- 源範頼・・・迫田 孝也
- 岡崎義実・・・たかお 鷹
- 足立遠元・・・大野 泰広
- 三浦義村・・・山本 耕史
- 和田義盛・・・横田 栄司
- 九条兼実・・・田中 直樹
- 阿野全成・・・新納 慎也
- 実衣・・・宮澤 エマ
- 道・・・堀内 敬子
- 土肥実平・・・阿南 健治
- 三善康信・・・小林 隆
- 梶原景時・・・中村 獅童
- 巴御前・・・秋元 才加
- 土御門通親・・・関 智一
- 一条高能・・・木戸 邑弥
- 陳和卿・・・テイ 龍進
- 五藤太・・・藤田 健彦
- 五藤太の妻・・・山田 里奈
- トウ・・・高橋 愛莉
- 三幡・・・太田 結乃
- 工藤祐経(回想)・・・坪倉 由幸
- 曽我五郎(回想)・・・田中 俊介
- 比企能員・・・佐藤 二朗
- 善児・・・梶原 善
- 三浦義澄・・・佐藤 B作
- 丹後局・・・鈴木 京香
- 比企尼・・・草笛 光子
- 大江広元・・・栗原 英雄
- 北条時政・・・坂東 彌十郎
- りく・・・宮沢 りえ
- 源頼朝・・・大泉 洋
オープニングナレーション
富士の巻狩りで起こった、頼朝の暗殺未遂。
その余波が鎌倉を揺るがしている。
野心を見せた者を、頼朝は許さない。
紀行
静岡県伊豆市の修善寺。
美しい自然と豊かな温泉が湧きいでるこの地に、源範頼は幽閉されました。
地名の由来にもなっている修善寺は、大同2年弘法大師によって創建された寺です。
修善寺の鬼門を守日吉神社(ひえじんじゃ)。
その参道付近に範頼が幽閉されたという信仰院があったとされています。
範頼は、梶原景時の不意打ちに遭い、防戦の末、自害したともいわれています。
修善寺から西に400メートル。
明治の初め、範頼の墓と伝わる祠から骨壷が掘り出され、その後、地元の人々によって今の墓が建てられました。
義経と共に平家討伐に活躍した範頼。
その魂は、伊豆山あいで静かに眠っています。
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静岡県伊豆市
- 修善寺
- 修禅寺
- 日吉神社
- 信仰院跡
- 源範頼の墓
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●「源範頼の墓」
伊豆箱根鉄道「修善寺」からバス「修善寺温泉」下車 徒歩12分
第25回「天が望んだ男」
キャスト
- ・北条義時・・・小栗 旬
- ・政子・・・小池 栄子
- ・北条頼時・・・坂口 健太郎
- ・北条時連・・・瀬戸 康史
- ・比奈・・・堀田 真由
- ・畠山重忠・・・中川 大志
- ・源頼家・・・金子 大地
- ・巴御前・・・秋元 才加
- ・安達盛長・・・野添 義弘
- ・二階堂行政・・・野仲 イサオ
- ・中原親能・・・川島 潤哉
- ・せつ・・・山谷 花純
- ・三浦義村・・・山本 耕史
- ・八田知家・・・市原 隼人
- ・和田義盛・・・横田 栄司
- ・道・・・堀内 敬子
- ・阿野全成・・・新納 慎也
- ・実衣・・・宮澤 エマ
- ・土肥実平・・・阿南 健治
- ・三善康信・・・小林 隆
- ・梶原景時・・・中村 獅童
- ・ちえ・・・福田 愛依
- ・稲毛重成・・・村上 誠基
- ・三幡・・・東 あさ美
- ・千幡・・・水戸部 巧芽
- ・一幡・・・佐野 仁音
- ・比企能員・・・佐藤 二朗
- ・千葉常胤・・・岡本 信人
- ・比企尼・・・草笛 光子
- ・大江広元・・・栗原 英雄
- ・北条時政・・・坂東 彌十郎
- ・りく・・・宮沢 りえ
- ・源頼朝・・・大泉 洋
オープニングナレーション
朝廷に食い込もうとする頼朝の野望は、大姫の死で頓挫した。
すべてを思いのままにしてきた彼は、今、不安の中にいる。
紀行
・神奈川県茅ヶ崎市。
・国道1号線の脇に、鎌倉時代の史跡があります。
・水面から伸びた木の柱の数々。
・実は、関東大震災とその余波で地中から出現したものです。
・当時の歴史学者によって、建久9年に源頼朝の重臣 稲毛重成が架けた橋の一部であると認められ、大正15年、国指定の史跡となりました。
・「吾妻鏡」には、頼朝が鎌倉に戻る途中に落馬したと書かれていますが、その原因は定かではありません。
・一説には、義経の亡霊を見て驚き落馬したともいわれ、ここ茅ヶ崎には、義経を祀った神社や一族の霊を慰めるためといわれる石碑が残っています。
・多くの謎に包まれた頼朝の落馬。
・義時たちの目の前で、時代が大きく変わろうとしています。
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・神奈川県茅ヶ崎市
- ・旧相模川橋脚:上部に露出している柱は複製、実物は地中で保管されている。
- ・「吾妻鏡」
- ・御霊神社:頼朝の前に亡霊となって現れた義経を祀り供養したと伝わる。
- ・弁慶塚:義経らの霊を慰めるために置かれたといわれる。
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・●「旧相模川橋脚」
・JR「茅ヶ崎」からバス「今宿」下車 徒歩5分
第26回「悲しむ前に」
キャスト
- 北条義時・・・小栗 旬
- 政子・・・小池 栄子
- 北条頼時・・・坂口 健太郎
- 北条時連・・・瀬戸 康史
- 比奈・・・堀田 真由
- 畠山重忠・・・中川 大志
- 源頼家・・・金子 大地
- 安達盛長・・・野添 義弘
- 二階堂行政・・・野仲 イサオ
- 中原親能・・・川島 潤哉
- 足立遠元・・・大野 泰広
- 医者・・・春海 四方
- 三浦義村・・・山本 耕史
- 八田知家・・・市原 隼人
- 和田義盛・・・横田 栄司
- 道・・・堀内 敬子
- 阿野全成・・・新納 慎也
- 実衣・・・宮澤 エマ
- 土肥実平・・・阿南 健治
- 三善康信・・・小林 隆
- 梶原景時・・・中村 獅童
- せつ・・・山谷 花純
- つつじ・・・北 香那
- 鶴丸・・・きづき
- 比企能員・・・佐藤 二朗
- 三浦義澄・・・佐藤 B作
- 大江広元・・・栗原 英雄
- 北条時政・・・坂東 彌十郎
- りく・・・宮沢 りえ
- 源頼朝・・・大泉 洋
オープニングナレーション
武家の棟梁の落馬。
頼朝の命と共に、鎌倉殿の権威が消え去ろうとしている。
主人を振り捨て、鎌倉が暴れ始めている。
紀行
甲斐善光寺に伝わる頼朝の木像。
政子の命で制作されたというこの像は、頼朝の実像に最も近いものであるといわれています。
頼朝が拠点を置き、源氏復興の夢をかなえた神奈川県鎌倉市。
頼朝が町づくりの中心とした鶴岡八幡宮では、放生会(ほうじょうえ)や流鏑馬など、幕府の重要な神事が行われました。
その伝統は、時代とともに形を変えながら今も引き継がれています。
大倉御所の裏手にある白旗神社。
そばの高台には、かつて頼朝の持仏堂があったとされ、頼朝の墓が今も残ります。
今からおよそ800年前、武家政権の樹立という偉業を成し遂げた頼朝は、静かに義時たちの行く末を見守りました。
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山梨県甲府市
- 甲斐善光寺
- 源頼朝坐像
神奈川県鎌倉市
- 鶴岡八幡宮
- 源氏池:頼朝が放生会(魚鳥などを放ち殺生を戒める儀式)を行った場所の一つ。
- 流鏑馬神事
- 白旗神社
- 源頼朝の墓
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●「源頼朝の墓」
JR「鎌倉」下車 徒歩20分
第27回「鎌倉殿と13人」
キャスト
- 北条義時・・・小栗 旬
- 政子・・・小池 栄子
- 北条頼時・・・坂口 健太郎
- 北条時連・・・瀬戸 康史
- 比奈・・・堀田 真由
- 畠山重忠・・・中川 大志
- 源頼家・・・金子 大地
- 安達盛長・・・野添 義弘
- 平知康・・・矢柴 俊博
- 土御門通親・・・関 智一
- 二階堂行政・・・野仲 イサオ
- 中原親能・・・川島 潤哉
- 足立遠元・・・大野 泰広
- 結城朝光・・・高橋 侃
- 三浦義村・・・山本 耕史
- 八田知家・・・市原 隼人
- 和田義盛・・・横田 栄司
- 道・・・堀内 敬子
- 阿野全成・・・新納 慎也
- 実衣・・・宮澤 エマ
- 土肥実平・・・阿南 健治
- 三善康信・・・小林 隆
- 後鳥羽上皇・・・尾上 松也
- 梶原景時・・・中村 獅童
- せつ・・・山谷 花純
- つつじ・・・北 香那
- 比企時員・・・成田 瑛基
- 比企宗朝・・・Kaito
- 小笠原長経・・・西村 成忠
- 中野能成・・・歩夢
- 千幡・・・水戸部 巧芽
- 千葉常胤(回想)・・・岡本 信人
- 佐々木秀義(回想)・・・康 すおん
- 一条高能(回想)・・・木戸 邑弥
- 源頼朝(回想)・・・大泉 洋
- 比企能員・・・佐藤 二朗
- 三浦義澄・・・佐藤 B作
- 文覚・・・市川 猿之助
- 大江広元・・・栗原 英雄
- 北条時政・・・坂東 彌十郎
- りく・・・宮沢 りえ
オープニングナレーション
権力継承の時は、あまりにも突然訪れた。
頼朝亡き後の大きな空白。
若き頼家はそれを埋めることが出来るのか。
紀行
頼朝の死後、鎌倉殿を継承した源頼家。
「吾妻鏡」には頼家を支える13人の重臣たちの名前が記されています。
御家人たちに対抗し、頼家が指名した近習には比企能員の息子が二人選ばれていて、頼家と比企一族の繋がりの深さを物語っています。
平泉の寺院を模して頼朝が建立した永福寺(ようふくじ)。
頼家はこの場所で蹴鞠を行おうとするも、雨で中止となったことが「吾妻鏡」に記されています。
永福寺は、鶴岡八幡宮、勝長寿院と並ぶ鎌倉三大寺社の一つで、当時は2階建ての仏堂があったと伝わります。
発掘調査を経て、当時の浄土庭園を復元。
今は市民の憩いの場として親しまれています。
御家人たちの思惑が交錯する中、若き鎌倉殿の時代が始まりました。
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神奈川県鎌倉市
- 「吾妻鏡」
- 永福寺跡
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●「永福寺跡」
JR「鎌倉」からバス「大塔宮」下車 徒歩5分
第28回「名刀の主」
キャスト
- 北条義時・・・小栗 旬
- 政子・・・小池 栄子
- 北条頼時・・・坂口 健太郎
- 北条時連・・・瀬戸 康史
- 比奈・・・堀田 真由
- 畠山重忠・・・中川 大志
- 源頼家・・・金子 大地
- 安達盛長・・・野添 義弘
- 仁田忠常・・・高岸 宏行
- 土御門通親・・・関 智一
- 二階堂行政・・・野仲 イサオ
- 中原親能・・・川島 潤哉
- 足立遠元・・・大野 泰広
- 梶原景季・・・柾木 玲弥
- 三浦義村・・・山本 耕史
- 八田知家・・・市原 隼人
- 和田義盛・・・横田 栄司
- 阿野全成・・・新納 慎也
- 実衣・・・宮澤 エマ
- 土肥実平・・・阿南 健治
- 三善康信・・・小林 隆
- 後鳥羽上皇・・・尾上 松也
- 梶原景時・・・中村 獅童
- せつ・・・山谷 花純
- つつじ・・・北 香那
- 結城朝光・・・高橋 侃
- 安達景盛・・・新名 基浩
- ゆう・・・大部 恵理子
- 比企時員・・・成田 瑛基
- 比企宗朝・・・Kaito
- 小笠原長経・・・西村 成忠
- 中野能成・・・歩夢
- 三幡・・・東 あさ美
- 一幡・・・白井 悠人
- 比企能員・・・佐藤 二朗
- 善児・・・梶原 善
- 三浦義澄・・・佐藤 B作
- 千葉常胤・・・岡本 信人
- 大江広元・・・栗原 英雄
- 北条時政・・・坂東 彌十郎
- りく・・・宮沢 りえ
オープニングナレーション
若き鎌倉殿を補佐する、13人の御家人たち。
父 頼朝を超えようともがく頼家は、不信感を募らせていく。
紀行
梶原景時ゆかりの地 寒川町。
景時の館は、一之宮天満宮の辺りにあったとされ、堀跡を利用したと伝わる水路が、館の規模の大きさを物語っています。
鎌倉を追われ、京を目指した梶原一族。
その道中、駿河の関所付近で追討軍と戦いました。
関所の跡に建つ清見寺。
大玄関の天井は、この戦いの血痕が残る古板が用いられたと伝わります。
激闘の末、景時はこの山(梶原山)へ追い詰められました。
北条氏ゆかりの建長寺。
景時の亡霊が、施餓鬼供養(せがきくよう)に遅れてやってきたという伝説が残されていて、毎年景時のために梶原施餓鬼会(かじわらせがきえ)が行われています。
幕府へ忠義を尽くした景時のまっすぐな生きざまは、今も人々を魅了しています。
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神奈川県寒川町
- 梶原景時館址:一之宮天満宮
- 堀跡を用いたと伝わる水路
静岡県静岡市
- 清見寺(清見関跡)
- 清見寺大玄関
- 血天井
- 梶原山
神奈川県鎌倉市
- 建長寺
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●「梶原景時館跡」
JR「寒川」下車 徒歩11分
●「清見寺」
JR「興津」下車 徒歩15分
●「建長寺」
JR「北鎌倉」からバス「建長寺」下車 すぐ
第29回「ままならぬ玉」
キャスト
- 北条義時・・・小栗 旬
- 政子・・・小池 栄子
- 北条頼時・・・坂口 健太郎
- 北条時連・・・瀬戸 康史
- 比奈・・・堀田 真由
- 畠山重忠・・・中川 大志
- 源頼家・・・金子 大地
- 安達盛長・・・野添 義弘
- 平知康・・・矢柴 俊博
- 初・・・福地 桃子
- 二階堂行政・・・野仲 イサオ
- 足立遠元・・・大野 泰広
- 三浦義村・・・山本 耕史
- 八田知家・・・市原 隼人
- 和田義盛・・・横田 栄司
- 阿野全成・・・新納 慎也
- 実衣・・・宮澤 エマ
- 三善康信・・・小林 隆
- せつ・・・山谷 花純
- つつじ・・・北 香那
- トウ・・・山本 千尋
- 鶴丸・・・きづき
- 安達景盛・・・新名 基浩
- 比企時員・・・成田 瑛基
- 比企宗朝・・・Kaito
- 小笠原長経・・・西村 成忠
- 中野能成・・・歩夢
- 善哉・・・米丸 玲央、中野 晃太朗
- 代官・・・沖田 裕樹
- 百姓・・・田村 泰二郎、比佐 仁
- 北条宗時(回想)・・・片岡 愛之助
- 比企能員・・・佐藤 二朗
- 善児・・・梶原 善
- 三浦義澄・・・佐藤 B作
- 大江広元・・・栗原 英雄
- 北条時政・・・坂東 彌十郎
- りく・・・宮沢 りえ
オープニングナレーション
鎌倉を支えてきた宿老の一角が崩れた。
バランスを失い、大きく揺れる権力の振り子。
それを止めるのは、誰だ。
紀行
三浦一族の本拠地 神奈川県横須賀市。
衣笠城の跡地には、当時から敷地にあった大善寺や合戦の時に旗を立てた旗立岩など、義澄の時代の面影が残されています。
三浦一族ゆかりの寺 満昌寺。
33年に一度開帳される秘仏 薬師如来立像は、義澄の念持仏であると寺に伝わります。
義澄の死後、和田義盛が建立したと伝わる薬王寺。
本堂があったとされる場所の近くに義澄の墓があります。
三浦一族は義澄に跡を継いだ義村の時代に全盛期を迎えました。
後に義村を祀る近殿神社(ちかたじんじゃ)が創建され、今も地元の人々の信仰を集めています。
義時の生きた時代を通じ、三浦は北条の盟友であり続けました。
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神奈川県横須賀市
- 衣笠城址
- 大善寺
- 旗立岩
- 搦手門(からめてもん)跡
- 満昌寺
- 薬師如来立像
- 三浦義澄の墓:薬王寺旧跡
- 三浦義村像:近殿神社 蔵
- 近殿神社(ちかたじんじゃ)
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●「三浦義澄の墓(薬王寺旧跡)」
京急電鉄「北久里浜」からバス「大矢部三丁目」下車 徒歩5分
第30回「全成の確率」
キャスト
- 北条義時・・・小栗 旬
- 政子・・・小池 栄子
- 北条泰時・・・坂口 健太郎
- 北条時連・・・瀬戸 康史
- 比奈・・・堀田 真由
- 畠山重忠・・・中川 大志
- 源頼家・・・金子 大地
- 平知康・・・矢柴 俊博
- 仁田忠常・・・高岸 宏行
- 二階堂行政・・・野仲 イサオ
- 足立遠元・・・大野 泰広
- 比企時員・・・成田 瑛基
- 三浦義村・・・山本 耕史
- 八田知家・・・市原 隼人
- 和田義盛・・・横田 栄司
- 道・・・堀内 敬子
- 阿野全成・・・新納 慎也
- 実衣・・・宮澤 エマ
- 三善康信・・・小林 隆
- 比企宗朝・・・Kaito
- 小笠原長経・・・西村 成忠
- 中野能成・・・歩夢
- 大西 遵
- 江原 大介
- 比企能員・・・佐藤 二朗
- 善児・・・梶原 善
- 大江広元・・・栗原 英雄
- 北条時政・・・坂東 彌十郎
- りく・・・宮沢 りえ
オープニングナレーション
北条と比企の対立を乗り越えようとする頼家たち。
鎌倉に平穏が訪れようとしていた。
そんな時、頼家が病に倒れる。
紀行
頼家に謀反を疑われ、鎌倉を追われた全成。
下野国、現在の栃木県で討ち取られたと「吾妻鏡」に記されています。
益子町にある大六天の森。
森の奥にひっそりと並ぶ2基の五輪塔は、全成と従者を供養するためのものであると伝わり、今に至るまで地元の人々に大切に守られてきました。
静岡県沼津市には、全成が治めた阿野荘(あののしょう)がありました。
館跡に建つ大泉寺は、全成が持仏堂を造り源氏一門の霊を慰めたことが始まりだといいます。
寺には、全成の首が空を飛んで阿野荘に帰り、館の門前にあった松に引っ掛かったという伝承が残されています。
兄 頼朝の挙兵にいち早く駆けつけ、幕府の発展に尽力した全成。
彼の死は、北条氏と比企氏の対立に拍車をかけました。
ーーーーーーーーーーーーーーー
栃木県益子町
- 大六天の森
- 伝 阿野全成の墓
静岡県沼津市
- 矢通り:全成が息子と矢の稽古をしたと伝わる道
- 大泉寺
- 境内に残る土塁の跡
- 首かけ松跡
- 現存する首かけ松の一部
- 伝 阿野全成・時元の墓
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●「大六天の森」
真岡鐵道「益子」からバス「益子参考館入口」下車 徒歩40分
●「大泉寺」
JR「原」からバス「東井出」下車 すぐ
第31回「諦めの悪い男」
キャスト
- 北条義時・・・小栗 旬
- 政子・・・小池 栄子
- 北条泰時・・・坂口 健太郎
- 北条時房・・・瀬戸 康史
- 比奈・・・堀田 真由
- 畠山重忠・・・中川 大志
- 源頼家・・・金子 大地
- せつ・・・山谷 花純
- 仁田忠常・・・高岸 宏行
- 医者・・・康 すおん
- トウ・・・山本 千尋
- 二階堂行政・・・野仲 イサオ
- 足立遠元・・・大野 泰広
- ちえ・・・福田 愛依
- 三浦義村・・・山本 耕史
- 八田知家・・・市原 隼人
- 和田義盛・・・横田 栄司
- 道・・・堀内 敬子
- 実衣・・・宮澤 エマ
- 三善康信・・・小林 隆
- 源仲章・・・生田 斗真
- 比企時員・・・成田 瑛基
- 比企宗朝・・・Kaito
- 頼全・・・小林 櫂人
- 千幡・・・嶺岸 煌桜
- 一幡・・・相澤 壮太
- 善哉・・・長尾 翼
- 髙橋 悠悟
- 加藤 斗真
- 永野 ほの波
- 松平 将馬
- 北条宗時(回想)・・・片岡 愛之助
- 源頼朝(回想)・・・大泉 洋
- 比企能員・・・佐藤 二朗
- 善児・・・梶原 善
- 比企尼・・・草笛 光子
- 大江広元・・・栗原 英雄
- 北条時政・・・坂東 彌十郎
- りく・・・宮沢 りえ
オープニングナレーション
初代よりはるかに若くして、二代目は倒れた。
御家人同士の対立もまた、はるかに大きい。
鎌倉に戦の匂いが、漂い始めている。
紀行
鎌倉と三浦半島を結ぶ古道 名越切通(なごえきりどおし)。
鎌倉時代に整備され、防衛拠点として重視されました。
周囲には、名越の名が地名として残されています。
北条時政に館は名越にあったと「吾妻鏡」に記されていますが、明確な場所はわかっていません。
時政の館で、比企能員は命を落としました。
その日のうちに一族も義時たちの襲撃を受け、滅亡へ追い込まれます。
比企館の跡にたつ妙本寺は、能員の息子 能本(よしもと)が、一族の霊を弔うためにお堂を建てたことが始まりだといいます。
境内にある蛇苦止堂(じゃくしどう)は、頼家に嫁いだ能員の娘の霊を鎮める種に築かれたと伝わります。
比企氏の滅亡によって御家人の頂点を極めた北条氏。
犠牲となった者たちへの祈りが、今も捧げられています。
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神奈川県鎌倉市
- 名越切通
- 妙本寺:比企館跡
- 祖師堂
- 比企一族の墓
- 蛇苦止堂:若狭局を祀る守護神堂
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●「妙本寺」
JR「鎌倉」下車 徒歩8分
第32回「災いの種」
キャスト
- 北条義時・・・小栗 旬
- 政子・・・小池 栄子
- 北条泰時・・・坂口 健太郎
- 北条時房・・・瀬戸 康史
- 比奈・・・堀田 真由
- 畠山重忠・・・中川 大志
- 源頼家・・・金子 大地
- 仁田忠常・・・高岸 宏行
- 平賀朝雅・・・山中 崇
- 医者・・・康 すおん
- 二階堂行政・・・野仲 イサオ
- 中原親能・・・川島 潤哉
- 足立遠元・・・大野 泰広
- トウ・・・山本 千尋
- 後鳥羽上皇・・・尾上 松也
- 八田知家・・・市原 隼人
- 和田義盛・・・横田 栄司
- 慈円・・・山寺 宏一
- 実衣・・・宮澤 エマ
- 三善康信・・・小林 隆
- 初・・・福地 桃子
- つつじ・・・北 香那
- 鶴丸・・・きづき
- きく・・・八木 莉可子
- 北条政範・・・中川 翼
- 千幡・・・嶺岸 煌桜
- 善哉・・・長尾 翼
- 一幡・・・相澤 壮太
- 三浦義村・・・山本 耕史
- 善児・・・梶原 善
- 比企尼・・・草笛 光子
- 大江広元・・・栗原 英雄
- 北条時政・・・坂東 彌十郎
- りく・・・宮沢 りえ
オープニングナレーション
恐るべき早業で比企を滅ぼした北条。
千幡を鎌倉殿とする新体制が生まれる。
しかしそこには既に、大きな亀裂が入り始めている。
紀行
鎌倉幕府の中心として栄えた鎌倉の町。
ここで生きた人々の姿が「吾妻鏡」に描かれています。
北条義時の2人目の妻 姫の前については、
「権威無双の女房で容姿がとても美しいといわれた。離別はしないという起請文をもらい受け、結婚の儀に及んだという。」
などと記されています。
そんな姫の前は、義時との間に2人の子どもを授かりました。
そのうちの一人、重時ゆかりの寺が残っています。
極楽寺です。
重時が晩年に出家した後、行き場を失った人々が集っていたといわれるこの場所に寺院を移したことが、極楽寺の始まりと伝わります。
境内に、病気や身寄りのない庶民を救済する施設が建てられたという極楽寺。
姫の前が残した息子たちは重要な御家人として鎌倉幕府を支えていったのです。
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神奈川県鎌倉市
- 極楽寺
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●「極楽寺」
江ノ島電鉄「極楽寺」下車 徒歩2分
第33回「修善寺」
キャスト
- 北条義時・・・小栗 旬
- 政子・・・小池 栄子
- 北条泰時・・・坂口 健太郎
- 北条時房・・・瀬戸 康史
- 源頼家・・・金子 大地
- 畠山重忠・・・中川 大志
- 巴御前・・・秋元 才加
- 平賀朝雅・・・山中 崇
- 二階堂行政・・・野仲 イサオ
- 足立遠元・・・大野 泰広
- 北条宗時(回想)・・・片岡 愛之助
- 後鳥羽上皇・・・尾上 松也
- 八田知家・・・市原 隼人
- 和田義盛・・・横田 栄司
- 慈円・・・山寺 宏一
- 実衣・・・宮澤 エマ
- 運慶・・・相島 一之
- 三善康信・・・小林 隆
- 源仲章・・・生田 斗真
- つつじ・・・北 香那
- トウ・・・山本 千尋
- 鶴丸・・・きづき
- ちえ・・・福田 愛依
- 源実朝・・・嶺岸 煌桜
- 善哉・・・長尾 翼
- 一幡・・・相澤 壮太
- 花柳 梨道
- 花柳 美匠治郎
- 花柳 輔吉春
- 纐纈 拓也
- 稲葉 明徳
- 宗像 仁志
- 音無 史哉
- 三浦義村・・・山本 耕史
- 善児・・・梶原 善
- 大江広元・・・栗原 英雄
- 北条時政・・・坂東 彌十郎
- りく・・・宮沢 りえ
オープニングナレーション
源実朝が、三代鎌倉殿となった。
あまりに歪な代替わり。
源氏の棟梁を巡る駆け引きが、再び始まろうとしている。
紀行
静岡県伊豆市の修善寺。
源頼家は、この地に幽閉された後に暗殺されました。
町の中心にあるのが、弘法大師によって創建された修善寺です。
本尊の大日如来坐像。
昭和59年の解体修理の際に、中から政子のものと考えられる頭髪が出てきました。
あたかも、政子の思いが宿ったかのようです。
その視線の先に、頼家ゆかりの仏堂があります。
指月殿(しげつでん)。
頼家の菩提を弔うため政子が寄進しました。
中には経典が収められていたといい、その一つには政子直筆とされる一文が残っています。
志半ばでこの世を去った頼家。
毎年7月には墓前供養が行われ、地元の人たちが今なお不遇な生涯を送った二代目鎌倉殿を偲んでいます。
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静岡県伊豆市
- 修善寺
- 修禅寺
- 大日如来坐像
- 指月殿
- 政子の直筆とされる一文
- 源頼家の墓
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●「源頼家の墓」
伊豆箱根鉄道「修善寺」からバス「修善寺温泉」下車 徒歩10分
第34回「理想の結婚」
キャスト
- 北条義時・・・小栗 旬
- 政子・・・小池 栄子
- 北条泰時・・・坂口 健太郎
- 北条時房・・・瀬戸 康史
- 畠山重忠・・・中川 大志
- 源実朝・・・柿澤 勇人
- 巴御前・・・秋元 才加
- 藤原兼子・・・シルビア・グラブ
- 平賀朝雅・・・山中 崇
- 二階堂行政・・・野仲 イサオ
- 足立遠元・・・大野 泰広
- 後鳥羽上皇・・・尾上 松也
- 八田知家・・・市原 隼人
- 和田義盛・・・横田 栄司
- 九条兼実・・・田中 直樹
- 慈円・・・山寺 宏一
- 実衣・・・宮澤 エマ
- 三善康信・・・小林 隆
- 源仲章・・・生田 斗真
- 初・・・福地 桃子
- 鶴丸・・・きづき
- 北条政範・・・中川 翼
- 日下部 そう
- 村上 哲也
- 傳田 うに
- 髙橋 悠悟
- 加藤 斗真
- 三浦義村・・・山本 耕史
- のえ・・・菊地 凛子
- 大江広元・・・栗原 英雄
- 北条時政・・・坂東 彌十郎
- りく・・・宮沢 りえ
オープニングナレーション
謀反の疑惑とともに、頼家は世を去った。
実朝が鎌倉殿として、政治の表舞台に立つ。
しかし、実権を握っていたのは、執権 北条時政。
紀行
京都は東西南北、碁盤の目のように道が配置され、それぞれ名前が付けられています。
東洞院通(ひがしのとういんどおり)。
かつて、平家打倒の口火を切った後白河法皇の皇子 以仁王(もちひとおう)の邸宅もこの近くにあったと伝わっています。
「吾妻鏡」には、平賀朝雅が京都守護として滞在していた館は、六角東洞院にあったと記されていて、聖徳太子が創建したという六角堂頂法寺の付近にあったのではないかと考えられています。
その後朝雅は、現在の三重県亀山市で起きた平氏残党による反乱を3日間で鎮圧したと伝わっています。
その功績によって近畿地方での権勢を誇り、御家人として京都でも異例の地位を得ます。
しかし、鎌倉殿の座を狙う権力争いに巻き込まれ、朝雅は運命を狂わせていくのです。
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京都府京都市
- 高倉宮趾
- 六角堂(頂法寺)
- 如意輪観世音菩薩像(六角堂頂法寺)
三重県亀山市
- 小野城趾:この場所を中心に平氏残党による反乱が起こった。
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●「六角堂(頂法寺)」
市営地下鉄「烏丸御池」下車 徒歩3分
●「小野城跡」
JR「関」下車 徒歩25分
第35回「苦い盃(さかずき)」
キャスト
- 北条義時・・・小栗 旬
- 政子・・・小池 栄子
- 北条泰時・・・坂口 健太郎
- 北条時房・・・瀬戸 康史
- 畠山重忠・・・中川 大志
- 源実朝・・・柿澤 勇人
- 巴御前・・・秋元 才加
- 平賀朝雅・・・山中 崇
- 二階堂行政・・・野仲 イサオ
- 足立遠元・・・大野 泰広
- 鶴丸・・・きづき
- 八田知家・・・市原 隼人
- 和田義盛・・・横田 栄司
- 実衣・・・宮澤 エマ
- 三善康信・・・小林 隆
- 初・・・福地 桃子
- 千世・・・加藤 小夏
- きく・・・八木 莉可子
- 北条政範・・・中川 翼
- 畠山重保・・・杉田 雷麟
- 医者・・・黒板 七郎
- 源頼朝(回想)・・・大泉 洋
- 三浦義村・・・山本 耕史
- のえ・・・菊地 凛子
- 歩き巫女・・・大竹 しのぶ
- 大江広元・・・栗原 英雄
- 北条時政・・・坂東 彌十郎
- りく・・・宮沢 りえ
オープニングナレーション
実朝の婚礼が近づく。
その陰で、時政とりくは、息子を失っていた。
不可解な死の真相を巡り、駆け引きが始まる。
紀行
埼玉県深谷市。
畠山重忠ゆかりの地です。
平氏の流れをくむ秩父の武士団であった畠山氏。
重忠の父が畠山の地に移り住み、その地名を名乗り始めました。
畠山氏の館跡は現在公園になっていて、重忠はこの館で生まれたと伝わります。
満福寺は、重忠が再興し菩提寺に定めた寺です。
観音堂に安置されている千手観音像は、重忠と同じ背丈であると寺に伝わります。
武蔵の小京都、嵐山町。
嵐山渓谷が京都の嵐山に似ていると称されたことが町名の由来です。
重忠は、鎌倉街道の要衝にあたるこの地に館を構えたと考えられています。
この地を拠点に、武蔵国で勢力を誇った畠山重忠。
時政の武蔵掌握に立ちはだかる存在だったのです。
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埼玉県深谷市
- 井椋神社:畠山氏が椋神社(秩父市)を勧請した神社。
- 畠山重忠公史跡公園:畠山館跡
- 重忠公産湯ノ井戸
- 満福寺
- 千手観音像
埼玉県嵐山町
- 嵐山渓谷
- 菅谷館跡
- 戦国時代に築かれたと伝わる堀の跡
- 畠山重忠公像
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●「畠山重忠公史跡公園」
秩父鉄道「永田」下車 徒歩20分
●「菅谷館跡」
東武鉄道「武蔵嵐山」下車 徒歩15分
第36回「武士の鑑(かがみ)」
キャスト
- 北条義時・・・小栗 旬
- 政子・・・小池 栄子
- 北条泰時・・・坂口 健太郎
- 北条時房・・・瀬戸 康史
- 畠山重忠・・・中川 大志
- 源実朝・・・柿澤 勇人
- 二階堂行政・・・野仲 イサオ
- 足立遠元・・・大野 泰広
- 鶴丸・・・きづき
- 稲毛重成・・・村上 誠基
- ちえ・・・福田 愛依
- 八田知家・・・市原 隼人
- 和田義盛・・・横田 栄司
- 実衣・・・宮澤 エマ
- 三善康信・・・小林 隆
- 長沼宗政・・・清水 伸
- 三浦胤義・・・岸田 タツヤ
- 畠山重保・・・杉田 雷麟
- 上杉 颯
- 三浦義村・・・山本 耕史
- のえ・・・菊地 凛子
- 大江広元・・・栗原 英雄
- 北条時政・・・坂東 彌十郎
- りく・・・宮沢 りえ
オープニングナレーション
頼朝死後の熾烈な権力争い。
それを制した北条が、すべてを手にしたかに見えた。
しかし、その力に屈しない男がいる。
紀行
神奈川県横浜市。
現在の旭区で、重忠はその生涯の幕を閉じました。
付近には、戦いの跡を示す地名がいくつも残されています。
万騎が原は、北条軍が数万騎の陣を構えていたことから、漢字の表記が現在のものに変わったと伝わります。
矢畑は、北条軍の放った矢が一面に突き刺さり、矢の畑のようになったと伝わる場所です。
義時率いる大軍を相手に果敢に戦いましたが、重忠はついに命を落としました。
薬王寺には、重忠をはじめとする一族郎党を葬ったと伝わる6つの塚があります。
毎年6月22日に重忠をしのび慰霊祭が行われています。
坂東武士の鑑と称され御家人たちに信頼された畠山重忠。
その死は北条一族の間に暗い影を落としました。
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神奈川県横浜市
- 万騎が原にある畠山重忠公遺烈碑
- 矢畑
- さかさ矢竹:重忠が突き立てた矢柄が根付き繁茂したと伝わる。
- 薬王寺
- 六ツ塚
- 畠山重忠公之像(埼玉県深谷市)
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●「畠山重忠公碑」
相模鉄道「鶴ヶ峰」下車 徒歩8分
第37回「オンベレブンビンバ」
キャスト
- 北条義時・・・小栗 旬
- 政子・・・小池 栄子
- 北条泰時・・・坂口 健太郎
- 北条時房・・・瀬戸 康史
- 源実朝・・・柿澤 勇人
- 巴御前・・・秋元 才加
- 平賀朝雅・・・山中 崇
- 二階堂行政・・・野仲 イサオ
- 中原親能・・・川島 潤哉
- 初・・・福地 桃子
- 後鳥羽上皇・・・尾上 松也
- 八田知家・・・市原 隼人
- 和田義盛・・・横田 栄司
- 慈円・・・山寺 宏一
- 実衣・・・宮澤 エマ
- 三善康信・・・小林 隆
- 千世・・・加藤 小夏
- ちえ・・・福田 愛依
- 三浦胤義・・・岸田 タツヤ
- 阿野時元・・・森 優作
- 藤原兼子(回想)・・・シルビア・グラブ
- 北条政範(回想)・・・中川 翼
- 三浦義村・・・山本 耕史
- のえ・・・菊地 凛子
- 大江広元・・・栗原 英雄
- 北条時政・・・坂東 彌十郎
- りく・・・宮沢 りえ
オープニングナレーション
畠山粛清が招いた反発の嵐。
権力を奪われた時政の反撃は。
争いを勝ち抜いてきた北条家が、二つに割れる。
紀行
鎌倉には北条氏ゆかりの寺が数多くあります。
源氏三代と北条一族を弔うために建立された建長寺。
義時のひ孫 時頼が創建した禅宗の寺院です。
義時の時代にもたらされた禅の教えが、この地で根付きました。
浄光明寺は、義時の孫であり、6代執権を務めた長時が創建した寺院です。
境内に点在するやぐらは、平地の少ない鎌倉で頻繁に造られた墓所です。
中世の面影を今に伝えています。
円覚寺も鎌倉を代表する寺院の一つです。
蒙古襲来という国難を乗り越えた8代執権北条時宗が創建しました。
北条氏の鎌倉支配を確立した時政と義時。
その志は、子孫たちに受け継がれ、およそ150年の栄華を誇ったのです。
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神奈川県鎌倉市
- 建長寺
- 地蔵菩薩坐像
- 方丈庭園
- 梵鐘
- 浄光明寺
- 山上のやぐらに安置されている石造地蔵菩薩坐像
- 円覚寺
- 白鷺池(びゃくろち)
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●「円覚寺」
JR「鎌倉」下車 すぐ
第38回「時を継ぐ者」
キャスト
- 北条義時・・・小栗 旬
- 政子・・・小池 栄子
- 北条泰時・・・坂口 健太郎
- 北条時房・・・瀬戸 康史
- 源実朝・・・柿澤 勇人
- 藤原兼子・・・シルビア・グラブ
- 平賀朝雅・・・山中 崇
- 二階堂行政・・・野仲 イサオ
- 中原親能・・・川島 潤哉
- 長沼宗政・・・清水 伸
- 後鳥羽上皇・・・尾上 松也
- 八田知家・・・市原 隼人
- 和田義盛・・・横田 栄司
- 慈円・・・山寺 宏一
- 実衣・・・宮澤 エマ
- 三善康信・・・小林 隆
- 初・・・福地 桃子
- 千世・・・加藤 小夏
- トウ・・・山本 千尋
- 鶴丸・・・きづき
- 阿野時元・・・森 優作
- きく・・・八木 莉可子
- 三浦胤義・・・岸田 タツヤ
- 若い僧(回想)・・・坂東 駿
- 三浦義村・・・山本 耕史
- のえ・・・菊地 凛子
- 大江広元・・・栗原 英雄
- 北条時政・・・坂東 彌十郎
- りく・・・宮沢 りえ
オープニングナレーション
伊豆の小豪族に過ぎなかった男。
二十五年かけて築いた地位が、今まさに崩れ去ろうとしている。
その間、わずかひと月。
紀行
静岡県伊豆の国市。
標高100メートルほどの守山を中心に、北条氏の本拠地がありました。
寄り添って流れる狩野川は、交易の道として北条氏を支えました。
時政は、その河口近くにあった大岡牧(おおおかのまき)ゆかりの女性を妻に迎えます。
その様子が「愚管抄」に記されています。
この年の差夫婦が一族繁栄の親となりました。
守山の中腹にある守山八幡宮。
頼朝が社殿を造営したと伝えられています。
その隣に立つのが、願成就院。
文治5年、時政が建立した氏寺です。
義時は、父時政のために現在の本堂の位置に仏堂を建立しました。
その本堂と向かい合うように、時政の墓があります。
時政は晩年、この地でひっそりと暮らしたといいます。
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静岡県伊豆の国市
- 守山
- 史跡 北条氏邸跡
- 狩野川
- 「愚管抄」
- 守山八幡宮
- 願成就院
- 本堂
- 北条時政公の墓
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●「願成就院」
伊豆箱根鉄道「韮山」下車 徒歩15分
第39回「穏やかな一日」長澤まさみさんも出演
キャスト
- 北条義時・・・小栗 旬
- 政子・・・小池 栄子
- 北条泰時・・・坂口 健太郎
- 北条時房・・・瀬戸 康史
- 源実朝・・・柿澤 勇人
- 公暁・・・寛一郎
- 二階堂行政・・・野仲 イサオ
- 医者・・・康 すおん
- 長沼宗政・・・清水 伸
- 阿野時元・・・森 優作
- 八田知家・・・市原 隼人
- 和田義盛・・・横田 栄司
- 実衣・・・宮澤 エマ
- 巴御前・・・秋元 才加
- 三善康信・・・小林 隆
- 源仲章・・・生田 斗真
- 初・・・福地 桃子
- つつじ・・・北 香那
- 千世・・・加藤 小夏
- 鶴丸・・・きづき
- 北条朝時・・・西本 たける
- よもぎ・・・さとう ほなみ
- 善哉・・・高平 凛人
- 林 蒼央
- のえ・・・菊地 凛子
- 大江広元・・・栗原 英雄
- 三浦義村・・・山本 耕史
オープニングナレーション
大海(おおうみ)の
磯もとどろに
寄する浪(なみ)
破(わ)れて砕けて
裂けて散るかも
源実朝
紀行
静岡県熱海市。
函南町との境にある十国峠は、伊豆、武蔵、甲斐など10の国を見渡せることから、そのなが付けられました。
ここに、鎌倉幕府三代将軍 実朝の歌碑があります。
実朝が箱根神社、伊豆山神社に参拝する二所詣の際に詠んだ歌です。
実朝は歌人として知られ、藤原定家の「小倉百人一首」には鎌倉右大臣として選ばれています。
神奈川県鎌倉市、鶴岡八幡宮。
境内を横断する流鏑馬馬場の片隅にも実朝の歌碑があります。
関東大震災で倒壊した鳥居の柱。
「山はさけ 海はあせなむ 世なりとも
君にふた心 わがあらめやも」
建暦3年5月、鎌倉を襲った大地震の際、後鳥羽上皇に向けて詠んだ歌とされています。
実朝は、和歌を通じて、大きな存在感を示しました。
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静岡県熱海市
- 十国峠
- 源実朝の歌碑
- 鎌倉右大臣歌
- 「箱根路を わが越えくれば 伊豆の海や 沖の小島に 波の寄る見ゆ」
- 鎌倉右大臣歌
- 「世の中は 常にもがもな 渚漕ぐ 海人の小舟の 綱手かなしも」
神奈川県鎌倉市
- 鶴岡八幡宮
- 源実朝の歌碑
- 「山はさけ 海はあせなむ 世なりとも 君にふた心 わがあらめやも」
- (山が裂け、海が干上がるような世であっても、私が上皇様を裏切ることはありません。)
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●「十国峠・源実朝の歌碑」
JR「熱海」からバス「十国峠登り口」下車 徒歩30分
●「鶴岡八幡宮」
JR「鎌倉」下車 徒歩10分
第40回「罠と罠」
キャスト
- 北条義時・・・小栗 旬
- 政子・・・小池 栄子
- 北条泰時・・・坂口 健太郎
- 北条時房・・・瀬戸 康史
- 源実朝・・・柿澤 勇人
- 藤原兼子・・・シルビア・グラブ
- 二階堂行政・・・野仲 イサオ
- 長沼宗政・・・清水 伸
- 平盛綱・・・きづき
- 阿野時元・・・森 優作
- 後鳥羽上皇・・・尾上 松也
- 八田知家・・・市原 隼人
- 慈円・・・山寺 宏一
- 実衣・・・宮澤 エマ
- 巴御前・・・秋元 才加
- 三善康信・・・小林 隆
- 源仲章・・・生田 斗真
- 初・・・福地 桃子
- 千世・・・加藤 小夏
- トウ・・・山本 千尋
- 三浦胤義・・・岸田 タツヤ
- 北条朝時・・・西本 たける
- 朝比奈義秀・・・栄信
- 和田義直・・・内藤 正記
- 和田義重・・・林 雄大
- 和田胤長・・・細川 岳
- 胤長の娘・・・吉田 舞香
- のえ・・・菊地 凛子
- 和田義盛・・・横田 栄司
- 歩き巫女・・・大竹 しのぶ
- 大江広元・・・栗原 英雄
- 三浦義村・・・山本 耕史
オープニングナレーション
義時は事実上の指導者として、将軍実朝さえ圧倒する。
その決意の固さは、怯えの裏返しなのか、義時。
紀行
神奈川県三浦市。
漁港を見渡す丘の上に、建久元年、義盛が創建した光念寺があります。
義盛の逸話が残る弁天堂。
本尊の名は、筌龍弁財天(せんりゅうべんざいてん)。
この「筌」とは、石橋山の合戦に敗れ、安房へと逃げる船上での飢えを救った漁具のこと。
それが龍と化して夢枕に現れたので、義盛自ら祀ったと伝えられています。
「源平盛衰記」には、巴御前の記述があります。
巴が鎌倉に入ると、義盛はすぐに妻にしたと記されています。
その二人ゆかりの寺が横須賀市にあります。
義盛が妻 巴のために建立したとされる正行院(しょうぎょういん)。
もともとは、すぐ近くの秋谷・立石海岸にあったと伝えられています。
相模湾随一の夕日の名所として知られ、今なお多くの人を魅了しています。
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神奈川県三浦市
- 光念寺
- 筌龍弁財天
神奈川県横須賀市
- 正行院
- 秋谷・立石海岸
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●「光念寺」
京急電鉄「三崎口」からバス「三崎東岡」下車 徒歩5分
●「正行院」
京急電鉄「横須賀中央」からバス「大楠芦名口」下車 徒歩20分
第41回「義盛、お前に罪はない」
キャスト
- 北条義時・・・小栗 旬
- 政子・・・小池 栄子
- 北条泰時・・・坂口 健太郎
- 北条時房・・・瀬戸 康史
- 源実朝・・・柿澤 勇人
- 藤原兼子・・・シルビア・グラブ
- 長沼宗政・・・清水 伸
- 阿野時元・・・森 優作
- 後鳥羽上皇・・・尾上 松也
- 八田知家・・・市原 隼人
- 慈円・・・山寺 宏一
- 実衣・・・宮澤 エマ
- 巴御前・・・秋元 才加
- 三善康信・・・小林 隆
- 初・・・福地 桃子
- 千世・・・加藤 小夏
- トウ・・・山本 千尋
- 平盛綱・・・きづき
- 三浦胤義・・・岸田 タツヤ
- 北条朝時・・・西本 たける
- 朝比奈義秀・・・栄信
- 和田義直・・・内藤 正記
- 和田義重・・・林 雄大
- 塩田 宙
- のえ・・・菊地 凛子
- 和田義盛・・・横田 栄司
- 歩き巫女・・・大竹 しのぶ
- 大江広元・・・栗原 英雄
- 三浦義村・・・山本 耕史
オープニングナレーション
頼朝が築いた都市、鎌倉が、戦火に包まれようとしている。
北条転覆を狙う最強の一族。
和田の乱が、始まる。
紀行
和田義盛と幕府軍が武力衝突した和田合戦。
鎌倉の市街地で、大規模な戦闘が繰り広げられました。
鶴岡八幡宮へまっすぐに延びる若宮大路は、戦いが起きた場所の一つです。
御所を目指す義盛の進攻を泰時らが食い止めました。
主戦場となった由比ヶ浜。
三浦義村をはじめ、御家人たちの裏切りに遭った義盛は、この場所で最期の時を迎えました。
由比ヶ浜近くにある和田塚は、和田一族の亡骸を葬ったと伝わる場所です。
小田原市の善栄寺。
巴御前が木曽義仲と和田義盛の菩提を弔うために創建したと伝わります。
巴は、和田合戦の後、出家し、91歳まで生きたと「源平盛衰記」に記されています。
和田一族を滅ぼしたことで、北条氏の御家人筆頭の地位は、揺るぎないものとなりました。
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神奈川県鎌倉市
- 若宮大路
- 由比ヶ浜
- 和田塚
神奈川県小田原市
- 善栄寺
- 木曽義仲と巴御前の墓
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●「和田塚」
江ノ島電鉄「和田塚」下車 徒歩1分
●「善栄寺」
小田急「栢山」下車 徒歩8分
第42回「夢のゆくえ」
キャスト
- 北条義時・・・小栗 旬
- 政子・・・小池 栄子
- 北条泰時・・・坂口 健太郎
- 北条時房・・・瀬戸 康史
- 源実朝・・・柿澤 勇人
- 公暁・・・寛一郎
- 藤原兼子・・・シルビア・グラブ
- 二階堂行政・・・野仲 イサオ
- 陳和卿・・・テイ 龍進
- 平盛綱・・・きづき
- 後鳥羽上皇・・・尾上 松也
- 八田知家・・・市原 隼人
- 慈円・・・山寺 宏一
- 実衣・・・宮澤 エマ
- 三善康信・・・小林 隆
- 源仲章・・・生田 斗真
- サツキ・・・磯山 さやか
- 千世・・・加藤 小夏
- トウ・・・山本 千尋
- 北条朝時・・・西本 たける
- 北条時政・・・坂東 彌十郎
- のえ・・・菊地 凛子
- 大江広元・・・栗原 英雄
- 丹後局・・・鈴木 京香
- 三浦義村・・・山本 耕史
オープニングナレーション
和田一族は義時によって滅ぼされる。
しかし、そのことが実朝を覚醒させた。
強大な義時に対抗するため、実朝が頼ったのは後鳥羽上皇。
紀行
神奈川県藤沢市。
船玉神社の周りには、かつて木をひき切る職人が多く住んでいたといい、実朝は、この一帯から宋に渡る船の木材を切り出したと伝わっています。
由比ヶ浜にある実朝の歌碑。
実朝が宋に渡ることを夢みたことにちなみ、船を模したものが置かれています。
実朝の船づくりに関わった宋の技術者 陳和卿(ちんなけい)は、鎌倉にあるものを残しました。
鎌倉彫りです。
彫りの陰影と深い漆の色彩が特徴的な伝統工芸品で、陳和卿らがもたらした宋の技術に影響を受け、鎌倉の仏師たちが木彫漆器を作ったことが始まりだと伝わります。
仏具にはじまり、茶道具や生活用具にも鎌倉彫りの技法が用いられ、美術工芸の地位を築き上げました。
宋の影響を強く受けながら発展を遂げた鎌倉の文化は、今も人々を魅了しています。
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神奈川県藤沢市
- 船玉神社
神奈川県鎌倉市
- 実朝歌碑
- 黒漆 須弥壇:鎌倉彫りの源流として位置付けられている。
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●「船玉神社」
JR「藤沢」下車 徒歩10分
●「実朝歌碑」
江ノ島電鉄「長谷」下車 徒歩15分
第43回「資格と死角」
キャスト
- 北条義時・・・小栗 旬
- 政子・・・小池 栄子
- 北条泰時・・・坂口 健太郎
- 北条時房・・・瀬戸 康史
- 源実朝・・・柿澤 勇人
- 公暁・・・寛一郎
- 藤原兼子・・・シルビア・グラブ
- 阿野時元・・・森 優作
- 後鳥羽上皇・・・尾上 松也
- 慈円・・・山寺 宏一
- 実衣・・・宮澤 エマ
- 三善康信・・・小林 隆
- 源仲章・・・生田 斗真
- 初・・・福地 桃子
- 千世・・・加藤 小夏
- 三浦胤義・・・岸田 タツヤ
- 北条朝時・・・西本 たける
- 駒若丸・・・込江 大牙
- 善哉(回想)・・・長尾 翼
- 比企尼(回想)・・・草笛 光子
- のえ・・・菊地 凛子
- 大江広元・・・栗原 英雄
- 三浦義村・・・山本 耕史
オープニングナレーション
嫡男なき実朝。
後継者を巡って、思惑が入り乱れる。
もっとも鎌倉殿にふさわしい者は、一体誰なのか。
紀行
神奈川県鎌倉市。
市内の中心を流れる滑川の近くに、大江広元の館がありました。
大江稲荷社。
元は、大江家の館を見守る場所に鎮座していた屋敷神であったといい、場所を移した今も、地元の人々によって大切に守られています。
大江館趾に程近い明王院。
北条氏ゆかりの寺が多い鎌倉の中で唯一現存する、鎌倉幕府の将軍の発願で建立された寺院です。
境内には、大江稲荷社の御神体が安置されていて、毎年2月に読経供養が行われています。
後に、広元の息子が毛利の姓を名乗り、中国地方を治める安芸毛利家の基礎を築きました。
政治的手腕を発揮し、幕府を支え続けた大江広元。
北条氏にとって、欠くことのできない存在でした。
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神奈川県鎌倉市
- 滑川
- 大江広元邸趾
- 大江稲荷社
- 明王院
- 本尊 不動明王坐像
- 大江稲荷社のご神体像
- 江戸時代に整備された大江広元の墓
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●「明王院」
JR「鎌倉」からバス「泉水橋」下車 徒歩3分
第44回「審判の日」
キャスト
- 北条義時・・・小栗 旬
- 政子・・・小池 栄子
- 北条泰時・・・坂口 健太郎
- 北条時房・・・瀬戸 康史
- 源実朝・・・柿澤 勇人
- 公暁・・・寛一郎
- つつじ・・・北 香那
- 三浦胤義・・・岸田 タツヤ
- 実衣・・・宮澤 エマ
- 運慶・・・相島 一之
- 三善康信・・・小林 隆
- 源仲章・・・生田 斗真
- 初・・・福地 桃子
- 千世・・・加藤 小夏
- トウ・・・山本 千尋
- 平盛綱・・・きづき
- 阿野時元・・・森 優作
- 北条朝時・・・西本 たける
- 駒若丸・・・込江 大牙
- のえ・・・菊地 凛子
- 大江広元・・・栗原 英雄
- 三浦義村・・・山本 耕史
オープニングナレーション
ともに鎌倉殿の子として生まれながら、別々の道を歩んできた二人。
運命は、神仏の前で交錯しようとしている。
紀行
義時の思いを受け継ぐ寺院、覚園寺。
義時が私財をなげうって大倉薬師堂を建立したことが、覚園寺の始まりだと伝わります。
再建と修繕を重ねながら、薬師如来の教えを今に伝えています。
薬師如来の眷属 十二神将。
十二支と結び付けて信仰される仏教の守護神で、個性豊かな表情とポーズが特徴です。
「吾妻鏡」には、義時が見た白い犬の夢や戌神像(じゅっしんぞう)との因縁が記されています。
創建当時の像は失われましたが、この逸話をモチーフとしたものが数々作られました。
13世紀の作とされるこの像もその一つ。
義時をはじめとする権力者に守られ信仰を集めた覚園寺。
中世鎌倉の面影をしのばせています。
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神奈川県鎌倉市
- 覚園寺
- 本堂 薬師堂
- 本尊 薬師三尊坐像
- 十二神将像
- 戌神像
- 十二神将立像 戌神
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●「覚園寺」
JR「鎌倉」からバス「大塔宮」下車 徒歩10分
第45回「八幡宮の階段」
キャスト
- 北条義時・・・小栗 旬
- 政子・・・小池 栄子
- 北条泰時・・・坂口 健太郎
- 北条時房・・・瀬戸 康史
- 源実朝・・・柿澤 勇人
- 公暁・・・寛一郎
- 藤原兼子・・・シルビア・グラブ
- 三浦胤義・・・岸田 タツヤ
- 後鳥羽上皇・・・尾上 松也
- 慈円・・・山寺 宏一
- 実衣・・・宮澤 エマ
- 運慶・・・相島 一之
- 三善康信・・・小林 隆
- 源仲章・・・生田 斗真
- 千世・・・加藤 小夏
- トウ・・・山本 千尋
- 平盛綱・・・きづき
- 阿野時元・・・森 優作
- 北条朝時・・・西本 たける
- のえ・・・菊地 凛子
- 歩き巫女・・・大竹 しのぶ
- 大江広元・・・栗原 英雄
- 三浦義村・・・山本 耕史
オープニングナレーション
実朝の右大臣就任を祝う武家の都。
しかし、三代鎌倉殿代替わりで生まれた歪みは、取り返しのつかないところまで来ていた。
復讐の刃が向かう先はーー。
紀行
建保7年1月27日。
雪に覆われた鶴岡八幡宮で、実朝は命を落としました。
公暁が身を隠したと伝わる大木は、隠れ銀杏とも呼ばれていました。
平成22年に強風により倒れてしまいましたが、残った根から若木が自生し、今も枝を伸ばしています。
実朝は、境内にある白旗神社に頼朝と共に祀られました。
神奈川県秦野市。
行方不明になった実朝の首が、この地に葬られたと伝わっています。
首塚に程近い金剛寺。
この寺に伝わる阿弥陀三尊立像は、実朝を供養するために造立されたものであると考えられています。
志半ばではかなく散った実朝。
その突然の死は、鎌倉と京の間に激震をもたらしたのです。
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神奈川県鎌倉市
- 鶴岡八幡宮
- 白旗神社
神奈川県秦野市
- 源実朝公御首塚(みしるしづか)
- 金剛寺
- 木造 阿弥陀三尊立像
- 源実朝像
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●「鶴岡八幡宮」
JR「鎌倉」下車 徒歩10分
●「源実朝公御首塚」
小田急「秦野」からバス「中庭」下車 徒歩3分
第46回「将軍になった女」
キャスト
- 北条義時・・・小栗 旬
- 政子・・・小池 栄子
- 北条泰時・・・坂口 健太郎
- 北条時房・・・瀬戸 康史
- 藤原兼子・・・シルビア・グラブ
- 二階堂行政・・・野仲 イサオ
- 長沼宗政・・・清水 伸
- 平盛綱・・・きづき
- 藤原秀康・・・星 智也
- 阿野時元・・・森 優作
- 後鳥羽上皇・・・尾上 松也
- 慈円・・・山寺 宏一
- 実衣・・・宮澤 エマ
- 三善康信・・・小林 隆
- 初・・・福地 桃子
- 北条朝時・・・西本 たける
- ウメ・・・石川 萌香
- 北条政村・・・新原 泰佑
- 三虎・・・越田 一央織
- 百姓・・・細川 唯、関塚 まいこ、南 一恵、西岡 野人、髙橋 克明
- のえ・・・菊地 凛子
- 大江広元・・・栗原 英雄
- 三浦義村・・・山本 耕史
オープニングナレーション
実朝の突然の死。
鎌倉殿に不在が続いている。
政権崩壊の危機が迫る中、義時と後鳥羽上皇の根比べは、緊張を増していく。
紀行
東京都大田区。
多摩川浅間神社(たまがわせんげんじんじゃ)は、政子が頼朝の武運長久を祈ったことから始まった神社です。
頼朝が安房から鎌倉を目指し出陣した際に、身を案じて後を追った政子がこの地を訪れたと伝わります。
頼朝の死後、政子は菩提を弔うために、多くの寺を建立しました。
横浜市の雲林寺もその一つです。
創建に政子が関わったと伝わり、本堂には政子の位牌が安置されています。
神奈川県鎌倉市。
政子ゆかりの寺 安養院は、ツツジの名所としても知られています。
現在の鎌倉文学館が立つ場所に、安養院の前身、長楽寺がありました。
元は頼朝のための寺でしたが、泰時が政子を弔うように命じたといいます。
将軍不在の鎌倉で、政子は尼将軍として影響力を強めたのです。
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東京都大田区
- 多摩川浅間神社
神奈川県横浜市
- 雲林寺
神奈川県鎌倉市
- 安養院
- 鎌倉文学館:長楽寺跡
- 北条政子の墓(安養院)
- 北条政子像(安養院)
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●「多摩川浅間神社」
東急電鉄「多摩川」下車 徒歩2分
●「雲林寺」
JR「戸塚」下車 徒歩15分
●「安養院」
JR「鎌倉」からバス「名越」下車 徒歩3分
第47回「ある朝敵、ある演説」
キャスト
- 北条義時・・・小栗 旬
- 政子・・・小池 栄子
- 北条泰時・・・坂口 健太郎
- 北条時房・・・瀬戸 康史
- 藤原兼子・・・シルビア・グラブ
- 二階堂行政・・・野仲 イサオ
- 平知康・・・矢柴 俊博
- 長沼宗政・・・清水 伸
- 藤原秀康・・・星 智也
- 三浦胤義・・・岸田 タツヤ
- 後鳥羽上皇・・・尾上 松也
- 慈円・・・山寺 宏一
- 実衣・・・宮澤 エマ
- 三善康信・・・小林 隆
- 初・・・福地 桃子
- 平盛綱・・・きづき
- 北条朝時・・・西本 たける
- 北条政村・・・新原 泰佑
- 源頼茂・・・井上 ミョンジュ
- 三虎・・・中村 龍太郎
- 谷口 一
- 松本 哲也
- 山本 修夢
- 岡崎義実(回想)・・・たかお 鷹
- のえ・・・菊地 凛子
- 大江広元・・・栗原 英雄
- 三浦義村・・・山本 耕史
オープニングナレーション
収まったかに見えた義時と後鳥羽上皇の対立が、再び燃え上がる。
その火は、どちらかを焼くまで消えぬほどの勢いとなる。
決戦が近い。
紀行
福岡県福岡市。
鎌倉時代初期に創建された聖福寺。
その山門には、後鳥羽天皇直筆の書を記した額が掲げられています。
滋賀県長浜市。
上皇となった後鳥羽は、この地を二度訪れたと言い伝えられています。
市内には、上皇を祀る後鳥羽神社や、境内に上皇の腰掛石が残る八坂神社など、ゆかりの地が点在しています。
朝廷の権威回復を目指した後鳥羽上皇は、ついに、義時追討の院宣を発しました。
上皇の足跡を伝える地の一つ、名超寺。
承久の乱の前年にこの地を訪れた後鳥羽上皇は、円光院に滞在し、幕府調伏の祈祷を依頼したと伝わっています。
ついに激突する幕府と朝廷。
運命の戦いが目の前に迫っています。
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福岡県福岡市
- 聖福寺
滋賀県長浜市
- 後鳥羽神社
- 八坂神社
- 後鳥羽上皇腰掛石
- 名超寺
- 円光院跡・名超寺の本坊
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●「聖福寺」
JR「博多」下車 徒歩15分
●「名超寺」
JR「田村」下車 徒歩50分
第48回(最終回)「報いの時」
キャスト
- 北条義時・・・小栗 旬
- 政子・・・小池 栄子
- 北条泰時・・・坂口 健太郎
- 北条時房・・・瀬戸 康史
- 藤原兼子・・・シルビア・グラブ
- 二階堂行政・・・野仲 イサオ
- 医者・・・康 すおん
- 長沼宗政・・・清水 伸
- 藤原秀康・・・星 哲也
- 三浦胤義・・・岸田 タツヤ
- 後鳥羽上皇・・・尾上 松也
- 実衣・・・宮澤 エマ
- 運慶・・・相島 一之
- 三善康信・・・小林 隆
- 徳川家康・・・松本 潤
- 初・・・福地 桃子
- 平盛綱・・・きづき
- トウ・・・山本 千尋
- きく・・・八木 莉可子
- 北条朝時・・・西本 たける
- 後鳥羽天皇(回想)・・・菊井 りひと
- 松本 哲也
- 山本 修夢
- 内藤 聖羽
- 源頼朝(回想)・・・大泉 洋
- 後白河法皇(回想)・・・西田 敏行
- りく・・・宮沢 りえ
- 文覚・・・市川 猿之助
- のえ・・・菊地 凛子
- 大江広元・・・栗原 英雄
- 三浦義村・・・山本 耕史
オープニングナレーション
上皇は全国に義時追討を命じた。
鎌倉は徹底抗戦を選ぶ。
この国の成り立ちを根こそぎ変える戦乱が、目の前に迫っている。
紀行
最終回には、紀行はありませんでした。
義時が死ぬ前に数えた13人
- 梶原景時
- 阿野全成
- 比企能員
- 仁田忠常
- 源頼家
- 畠山重忠
- 稲毛重成
- 平賀朝雅
- 和田義盛
- 源仲章
- 源実朝
- 公暁
- 阿野時元
最後に
『鎌倉殿の13人』のキャスト・オープニングナレーションと紀行をご紹介しました。
歴史・ドラマの流れが掴めたと思います。
見逃した方や、もう一度見たいという方は、現在DVDやBlu-rayも発売中です。
この機会にぜひ見てみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。