2024年の長野県の紅葉の見頃と人気スポットをご紹介します。
蓼科高原(茅野市)
蓼科高原の見頃と種類
- 例年の見頃:10月上旬〜10月下旬
- 2024年の見頃:10月上旬〜10月下旬
- 紅葉の種類:モミジ、カラマツ、シラカバ、サクラ、ナナカマド
蓼科湖の周辺でのモミジの美しさは際立っています。
北八ヶ岳ロープウェイへ向かう途中、紅や金色の木立ちが目立ち、その色彩は息をのむようです。
アクセス
電車
- [東京方面から]JR新宿駅より、JR中央本線(東線)、松本、南小谷行き特急あずさで2時間 、茅野駅下車。
- [名古屋方面から]JR名古屋駅より中央本線(西線) 長野行き特急しなのにて塩尻まで約2時間。
車
- [東京方面から](約2時間30分) 中央自動車道 八王子インターチェンジより、約180km、 諏訪・茅野インターチェンジを出て右折。 蓼科方面の標識にしたがい、左折し、ビーナスライン (県道192号 茅野バスターミナル八子ヶ峰公園線) を 蓼科・北八ヶ岳ロープウェイ方面、約30分。 あるいは諏訪南インターチェンジ、蓼科・白樺湖方面、約30分。
- [名古屋方面から](約3時間) 中央自動車道、岡谷ジャンクションを東京方面へ。 諏訪・茅野インターチェンジ をおりて、すぐに右折。 蓼科方面の標識にしたがい、左折し、ビーナスライン (県道192号 茅野バスターミナル八子ヶ峰公園線) を 北八ヶ岳ロープウェイ方面、約30分。
上高地(松本市)
上高地の見頃と種類
- 例年の見頃:10月上旬〜11月上旬
- 2024年の見頃:10月上旬〜11月上旬
- 紅葉の種類:カラマツ、サクラ、カエデ、ヤナギ、ハンノキ
梓川上の河童橋から見える穂高連峰は、四季折々の美しい風景で知られています。
秋は上高地のハウチワカエデやシラカバが紅葉し始め、その後、カラマツの輝く黄色がシーズンのクライマックスを迎えるサインです。
大正池や田代池の表面には鮮烈な紅葉が映り、山の頂上が雪を被ると、雪の白さ、カラマツの金色、そして常緑樹の深い緑が三層の美しい風景を作り出します。
大正池には沈んだシラカバの木が立ち枯れの姿で、その姿が紅葉と合わさり、幽玄な雰囲気を醸し出しています。
アクセス
電車
- (大正池)松本電鉄新島々駅からバスで約60分、大正池下車徒歩すぐ
- (河童橋)松本電鉄新島々駅からバスで約65分、上高地バスターミナル下車徒歩5分
車
- 長野自動車道松本ICから国道158号経由沢渡まで約60分
富士見台高原ロープウェイ ヘブンスそのはら(下伊那郡阿智村)
富士見台高原ロープウェイ ヘブンスそのはらの見頃と種類
- 例年の見頃:10月中旬〜11月中旬
- 2024年の見頃:10月中旬〜11月中旬
- 紅葉の種類:カエデ、ミズナラ、ブナ、キハダ、ダケカンバ、シラカバ、ナナカマド、カラマツ
10月半ばから色づき始める富士見台高原(標高1739m)の秋景色は、山麓から山頂までの三段階での変化が魅力的で、リフトを使用することで空中からその美しさを満喫できます。
歩行が困難な人も、高原専用のバスで移動することで美しい景色を堪能でき、秋ならではの雲の海や南アルプスの朝焼けも楽しめますよ。
全行程2500m、標高の変化が600mあるゴンドラでは、上昇するにつれて深くなる秋の風情を感じられます。
山の高低差により、10月半ばから約1ヶ月間、紅葉を鑑賞できるのが特徴です。
特に、約3kmのゴンドラでの15分間の旅路での紅葉と南アルプスのパノラマビューは必見ですよ。
アクセス
電車
- JR飯田駅からタクシーで約45分
車
- 中央自動車道園原ICから約5分(名古屋方面のみ乗り降り可能)
- 中央自動車道飯田山本ICから約20分
もみじ湖(箕輪ダム)(上伊那郡箕輪町)
もみじ湖(箕輪ダム)の見頃と種類
- 例年の見頃:10月下旬〜11月上旬
- 2024年の見頃:10月下旬〜11月上旬
- 紅葉の種類:イロハモミジ、ヤマモミジ
もみじ湖(箕輪ダム)エリアには、約10,000本のモミジが美しく色づき、目を楽しませてくれます。
地の高低差が存在するため、紅葉の期間が長く続くのが魅力です。
アクセス
電車
- JR飯田線 伊那松島駅から20分
車
- 中央自動車道伊北ICから20分
美ヶ原高原(松本市・上田市・長和町)
美ヶ原高原の見頃と種類
- 例年の見頃:10月上旬〜10月中旬
- 2024年の見頃:予測なし
- 紅葉の種類:カラマツ、レンゲツツジ、シラカバ
美ケ原高原に向かう際、長野県の道路沿いで美しい紅葉の風景を見ることができます。
通常、10月の初旬から中旬頃には、レンゲツツジ、シラカバ、カラマツなどの樹木が鮮やかな赤や黄色に変わり、高原の景色が秋の魅力に包まれます。
さらに、王ヶ頭や王ヶ鼻といったポイントからは、北アルプスや都市部を越えて、下の山々の紅葉風景が一目で確認できますよ。
高度の違いにより、紅葉の色合いが変わるため、旅の途中でさまざまな風景を堪能できます。
アクセス
電車
- JR松本駅からタクシーで約60分
車
- 長野自動車道松本ICから国道158号・19号・254号・美鈴湖・林道美ヶ原線経由で約75分
戸隠高原 鏡池(長野市)
戸隠高原 鏡池の見頃と種類
- 例年の見頃:10月上旬〜10月下旬
- 2024年の見頃:10月上旬〜10月下旬
- 紅葉の種類:ミズナラ、シラカバ、モミジ、カエデ、ウルシ
長野県に位置する標高1200mの戸隠高原を取り巻く戸隠山や飯縄山は、秋にカエデやモミジ、ブナの色彩が鮮やかに変わり、素晴らしい風景を作ります。
鏡池は特に注目され、その名の通り、四季を通じて湖面が鮮明に景色を反映して見せます。
色とりどりの樹木が湖に映る景色は、この地域で最も美しい紅葉の場所として知られています。
湖の映りと現実の景色が完璧に対称をなしています。
特に風のない早朝には、湖面がまさに鏡のように周囲の美しい風景を見せてくれるでしょう。
アクセス
電車
- JR長野駅からバスで約60分 鏡池入口停留所下車、徒歩30分
車
- 上信越自動車道長野ICまたは須坂長野東ICから約60分
- 上信越自動車道信濃町ICから約30分
小諸城址懐古園(小諸市)
小諸城址懐古園の見頃と種類
- 例年の見頃:11月上旬〜11月下旬
- 2024年の見頃:11月上旬〜11月下旬
- 紅葉の種類:サクラ、ケヤキ、モミジ、イチョウ、カエデ
長野県の歴史的な懐古園はかつて小諸城の位置に存在し、1926年に園芸の専門家・本多静六によって近代的な公園へと変貌を遂げました。
古びた石垣に生える苔の深い緑と、紅、金、琥珀に変わる園内のケヤキ、モミジ、カエデなどの木々が作り出す絶妙な色彩が魅力的です。
11月初旬が最も見頃となり、園内の至る所で鮮やかな紅葉が楽しめます。
特に紅葉ヶ丘は、多彩な紅葉で人々の目を引く美しさです。
園内には詩人の島崎藤村や若山牧水、高濱虚子らの歌碑が設置されており、その詠み手の詩を囁くように唱えながら、紅葉を堪能することができます。
さらに、動物園や子供の遊び場も備わっており、家族での楽しい一日を過ごすのに最適ですね。
アクセス
電車
- しなの鉄道・JR小諸駅から徒歩3分
車
- 上信越自動車道小諸ICから約5分
軽井沢プリンスホテル(北佐久郡軽井沢町)
軽井沢プリンスホテルの見頃と種類
- 例年の見頃:10月上旬〜11月上旬
- 2024年の見頃:10月上旬〜11月上旬
- 紅葉の種類:モミジ、ニシキギ、ドウダンツツジ、ナラ
世界で特に評価されるモミジやニシキギ、そして名前の由来ともなっているカラマツなど、軽井沢プリンスホテルの敷地に生える樹木は、秋季に鮮やかな色合いを放ちます。
通常、10月初旬から11月初旬までがその最高の時期で、この美しい紅葉の中でゴルフやショッピング、11月にはスキー活動や温泉浴を含む多岐にわたるアクティビティを楽しむことができます。
さらに、ログホーム風の独立したコテージなど、バラエティに富んだ宿泊オプションを通して、リゾート感溢れる滞在と紅葉の魅力を満喫できます。
紅葉の間を通る電動カートでの移動や、緑溢れる環境に囲まれた客室への案内など、軽井沢プリンスホテル特有の体験も魅力的です。
さらに、ホテル内の食事場では、和食や中華、焼き物料理など、地元信州の旬の食材を使用したメニューを提供しています。
アクセス
電車
- 北陸新幹線軽井沢駅から徒歩13分、またはタクシーで約2分 ※無料シャトルバス運行
車
- 上信越自動車道碓井軽井沢ICから約12分
白馬岩岳(北安曇郡白馬村)
白馬岩岳の見頃と種類
- 例年の見頃:10月上旬〜11月中旬
- 2024年の見頃:10月上旬〜11月中旬
- 紅葉の種類:カエデ、ブナ、ナラ
岩岳の頂上からは、鮮やかな紅葉と白馬三山の壮大な景色を目の前にすることができ、白馬三山が雪をまとった際には、層状の紅葉の美しさを堪能できます。
岩岳の頂上での紅葉のピークは、10月初めから中盤にかけてとなっています。
アクセス
電車
- JR長野駅より特急バス長野白馬線で岩岳へ
- JR松本駅からJR大糸線白馬駅へ、そこから無料シャトルバス(期間限定)
- JR糸魚川駅からJR大糸線白馬駅へ、そこから無料シャトルバス(期間限定)
車
- 関越自動車道藤岡JCTから上信越自動車道長野ICより白馬・長野オリンピック道路
- 中央自動車道岡谷JCTから長野自動車道安曇野ICより国道148号線
- 北陸自動車道糸魚川ICより国道148号線
八方アルペンライン(北安曇郡白馬村)
八方アルペンラインの見頃と種類
- 例年の見頃:9月下旬〜10月中旬
- 2024年の見頃:予測なし
- 紅葉の種類:ダケカンバ、ナナカマド
「白馬八方尾根」に位置する八方池へと続く自然探索路は、スキー場のゴンドラと2つのリフトを乗り継ぎながら進むと、あっという間に標高1830mに到着します。
気候が良い日には、南アルプスから富士山までの壮観な風景を目にすることができます。
さらに、八方尾根は白馬三山に位置的に非常に近いため、美しい紅葉だけでなく、山の鋭い岩の形状も観察できます。その壮大な全景は、訪問者を魅了します。
八方池の静かな水面が白馬三山を反映し、その周囲の紅葉は絶景としての写真のチャンスを提供します。
アクセス
電車
- JR白馬駅からタクシーで約10分、またはバスで八方停留所下車、徒歩15分(八方尾根ゴンドラ乗場)
車
- 長野自動車道安曇野ICまたは上信越自動車道長野ICから約60分