東京オリンピック2020や最近のニュースで、バスケットボールの選手の活躍が大きく報道されていますね。
日本代表の「AKATSUKI JAPAN(アカツキジャパン)」の期待も高まります。
今回は、2023年8月25日(金)から2023年9月10日(日)まで開催の、「FIBAバスケットボールワールドカップ」の概要をご紹介します。
FIBAバスケットボールワールドカップの始まり
「FIBAバスケットボールワールドカップ」は、4年に一度開催されるFIBA(国際バスケットボール連盟)主催の公式戦の一つで、1950年から始まりました。
開始当初は、「バスケットボール世界選手権」と言う名前でしたが、2014年大会から現在の名前に変わっています。
「世界バスケ」と聞くほうが馴染みのある人は多いかもしれませんね。
FIBAバスケットボールワールドカップの出場国数
現在のFIBAバスケットボールワールドカップの出場国数は32カ国です。
オリンピックのバスケットボールの出場国数が12カ国ということを踏まえるとかなり多く感じますね。
各大陸で出場枠を争う予選を突破した32カ国を、ポッド分けして抽選をおこない、1次リーグ→2次リーグ→準々決勝と進んでいきます。
今回の大陸別出場枠は以下のとおりです。
- 開催国:2カ国
- アメリカ予選:7カ国
- アフリカ予選:5カ国
- ヨーロッパ予選:12カ国
- アジア・オセアニア予選(開催国含む):8カ国
また、今大会の開催国は、日本(沖縄)・インドネシア・フィリピンの3カ国です。
今大会の出場国
今大会の出場国を、エリアごとにご紹介します。
開催国枠
- フィリピン(3大会連続7回目)
- 日本(2大会連続6回目)
アメリカ予選
- アメリカ合衆国(19大会連続19回目)
- カナダ(2大会連続15回目)
- ドミニカ共和国(3大会連続4回目)
- プエルトリコ(10大会連続15回目)
- ブラジル(19大会連続19回目)
- ベネズエラ(2大会連続5回目)
- メキシコ(2大会連続6回目)
アフリカ予選
- アンゴラ(6大会連続9回目)
- エジプト(2大会ぶり7回目)
- カーボベルデ共和国(初出場)
- コートジボワール(2大会連続5回目)
- 南スーダン(初出場)
ヨーロッパ予選
- イタリア(2大会連続10回目)
- ギリシャ(5大会連続9回目)
- ジョージア(初出場)
- スペイン(11大会連続13回目)
- スロベニア(2大会連続4回目)
- セルビア(7大会連続7回目)
- ドイツ(2大会連続7回目)
- フィンランド(2大会連続2回目)
- フランス(5大会連続9回目)
- モンテネグロ(2大会連続2回目)
- ラトビア(初出場)
- リトアニア(5大会連続6回目)
アジア・オセアニア大陸(開催国含む)
- イラン(4大会連続4回目)
- オーストラリア(5大会連続13回目)
- 中国(2大会連続10回目)
- 日本(開催国)(2大会連続6回目)
- ニュージーランド(6大会連続7回目)
- フィリピン(開催国)(3大会連続7回目)
- ヨルダン(2大会連続3回目)
- レバノン(3大会ぶり4回目)
1次リーグ組み合わせ
各グループのご紹介です。
*()内の数字はFIBAランキング
グループA(@フィリピン・マニラ、アラネタコロシアム)
グループAの詳細はこちら
- イタリア🇮🇹(10)
- ドミニカ共和国🇩🇴(23)
- フィリピン🇵🇭(40)
- アンゴラ🇦🇴(41)
グループB(@フィリピン・マニラ、アラネタコロシアム)
グループBの詳細はこちら
- セルビア🇷🇸(6)
- プエルトリコ🇵🇷(20)
- 中国🇨🇳(27)
- 南スーダン🇸🇸(62)
グループC(@フィリピン・マニラ、モールオブアジアアリーナ)
グループCの詳細はこちら
- アメリカ合衆国🇺🇸(2)
- ギリシャ🇬🇷(9)
- ニュージーランド🇳🇿(26)
- ヨルダン🇯🇴(33)
グループD(@フィリピン・マニラ、モールオブアジアアリーナ)
グループDの詳細はこちら
- リトアニア🇱🇹(8)
- モンテネグロ🇲🇪(18)
- メキシコ🇲🇽(31)
- エジプト🇪🇬(55)
グループE(@日本・沖縄、沖縄アリーナ)
グループEの詳細はこちら
- オーストラリア🇦🇺(3)
- ドイツ🇩🇪(11)
- フィンランド🇫🇮(24)
- 日本🇯🇵(36)
グループF(@日本・沖縄、沖縄アリーナ)
グループFの詳細はこちら
- スロベニア🇸🇮(7)
- ベネズエラ🇻🇪(17)
- ジョージア🇬🇪(32)
- カーボベルデ🇨🇻(64)
グループG(@インドネシア・ジャカルタ、インドネシアアリーナ)
グループGの詳細はこちら
- スペイン🇪🇸(1)
- ブラジル🇧🇷(13)
- イラン🇮🇷(22)
- コートジボワール🇨🇮(42)
グループH(@インドネシア・ジャカルタ、インドネシアアリーナ)
グループHの詳細はこちら
- フランス🇫🇷(5)
- カナダ🇨🇦(15)
- ラトビア🇱🇻(29)
- レバノン🇱🇧(43)
今大会の流れ
大まかな流れは、前回の2019年大会とほぼ同じです。
①まずは1次ラウンドとして、グループごとの総当たり戦をおこないます。
各グループの上位2チーム計16チームが2次ラウンドに進出します。
(下位2チームは、17〜32位決定戦をおこないます。)
- グループA下位2チーム+グループB下位2チーム=グループM
- グループC下位2チーム+グループD下位2チーム=グループN
- グループE下位2チーム+グループF下位2チーム=グループO
- グループG下位2チーム+グループH下位2チーム=グループP
②2次ラウンドでは、1次ラウンドの各グループをひとまとまりとして8つのグループを作り、グループAとグループBを合わせた4チームでさらなるグループを作る、というようにして4つのグループを作ります。
- グループA上位2チーム+グループB上位2チーム=グループI
- グループC上位2チーム+グループD上位2チーム=グループJ
- グループE上位2チーム+グループF上位2チーム=グループK
- グループG上位2チーム+グループH上位2チーム=グループL
そして、1次ラウンドで対戦していないチーム同士で対戦します。
2次ラウンドでの順位は、1次ラウンドでの成績に2次ラウンドの成績を合わせて決定します。
その上位2チームの計8チームがファイナルフェーズへ進みます。
(ここで敗れた9〜16位のチームは、レギュレーションによって順位が決まるので、順位決定戦はありません。)
③準々決勝から始まるファイナルフェーズは、トーナメント方式でおこなわれます。
最後まで勝ち続けたチームが優勝です。
(3〜8位のチームは、順位決定戦があります。)
最後に
FIBAバスケットボールワールドカップ2023の概要をまとめました。
出場国を見ると、本当に強そうな相手ばかりで、面白い対戦が期待できますね。
AKATSUKI JAPAN(あかつきジャパン)を応援していきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。