ラグビー日本代表のジョネ・ナイカブラ選手についてです。
ラグビーワールドカップ2023において、日本代表に初選出されました。
ナイカブラ選手のプロフィールや所属チームなどをご紹介します。
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ジョネ・ナイカブラ選手のプロフィール
- 生年月日:1994年4月12日(29歳)
- 出身地:フィジー・ナドローガ
- 身長/体重:177cm/95kg
- ポジション:WTB(ウイング)
- 血液型:O型
- 日本代表キャップ:4(2023年9月1日現在)
ジョネ・ナイカブラ選手の幼少期
フィジーのナドローガで生まれたナイカブラ選手。
ここは人口200人ほどの小さな村で、幼い頃は3人の妹たちとおばあちゃんに育てられたそうです。
ナイカブラ選手は、7歳からラグビーを始めました。
ジョネ・ナイカブラ選手の学生時代
コツコツとラグビーに励んでいたナイカブラ選手は、次第にオールブラックスことニュージーランドのもと代表主将のタナ・ウマンガ選手に憧れるようになります。
その憧れが乗じて18歳の時、ニュージーランドのラグビー強豪校、スケルトンボーイズ高校に留学します。
当時はまだ英語をほとんど話せなくて多少の苦労はあったようですが、すぐにチームに溶け込んでどんどん実力を上げていきました。
7人制ラグビーのニュージーランド高校代表にも選ばれたそうです。
ジョネ・ナイカブラ選手の大学時代
意外な出会いは高校卒業後にありました。
摂南大学の監督が、たまたまチームの試合を見に来ていたんです。
当初の目的は別の選手をチェックするつもりで試合を見ていたそうですが、その時に目に留まったのがナイカブラ選手だったんですね。
「ニュージーランドで・・・」という思いを持っていたナイカブラ選手にとっては突然出てきた日本への勧誘。
戸惑うのも無理ないです。
フィジーにいる家族に相談すると、「チャンスがあるなら掴むべき」と背中を押してくれました。
そして、ナイカブラ選手は日本へ渡り、摂南大学へ入学します。
来日2日後には日本のトップリーグの試合を観戦します。
対戦カードは東京サントリーサンゴリアスvs東芝ブレイブルーパス東京。
同じフィジーにルーツがあるリーチ マイケル選手が東芝にいました。
その時に一緒にプレーすることを目標にしていきます。
大学進学後もメキメキと頭角を現すも、ケガに悩まされる時期もありました。
それでも見事に復帰して、2017年には7人制ラグビーの日本代表として、走力を活かしてトライを挙げるなどの活躍しました。
ジョネ・ナイカブラ選手の社会人からの所属チーム
摂南大学卒業後の2018年、リーチ選手がいる東芝ブレイブルーパス東京に入団します。
リーチ選手から学ぶことは多く、普段の食事や日常生活も気を付けるようになったとか。
その年の7人制ラグビーのラグビーワールドカップセブンズにもチームの許可を得て出場しました。
それからは15人制ラグビーに専念しています。
同年のジャパンラグビートップリーグのキヤノンイーグルス戦のおいて、公式戦デビューを飾りました。
2021年には結婚して、幸せな家庭を築いています。
日本代表には何度か招集されていましたがなかなかキャップ獲得にはなりません。
2023年のリポビタンDチャレンジカップのサモア戦において、やっと日本代表初キャップを獲得しました。
そこからは持ち前のスピードとステップを活かして、攻守に渡りチームに貢献していきます。
最後に
ラグビー日本代表のジョネ・ナイカブラ選手のプロフィールや所属チーム・経歴などをご紹介しました。
今大会でもリーチ選手のような活躍をナイカブラ選手に期待したいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。